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市大七不思議 ~ The 7 Wonders of OCU ~ 第三回 学情前の庭について


「学校の七不思議」という言葉、これまでの学生生活を通じて皆さんも一度は聞いたことがあるだろう。およそ学校と呼ばれるところには多くの場合七不思議が存在する。古い学校には特に多く、その内容は単なる噂の場合もあれば、それぞれの学校の特徴や歴史を実にうまく捉えているものもある。

そこで今回130年余の歴史を持つ我らが大阪市立大学にも七不思議は存在するのではないか、そしてそれを通じて市大の今まで気づかなかった部分を再発見していけるのではないかという想いのもと調査を開始することにした。

第三回 学情前の庭について

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毎日多くの学生が訪れる学情。その入り口の庭には、ただ通りすぎるだけでは見過ごしてしまいがちなたくさんの謎が隠されているのをご存じだろうか。第三回の市大七不思議では、その謎をいくつか紹介する。

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まずこちらの写真が、学情前の池にある噴水である。

大学の関係者によると、学情は「人と自然の対話」をテーマに建てられたものであり、その一環として当時の建築の流行であった噴水を取り入れた水辺空間がつくられたのだという。

この噴水は月に一度の点検とオープンキャンパス時のみ見ることができる。噴水の存在をまだ知らない人も多いのではないだろうか。

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こちらは、入り口前にある返却ポストである。閉館時間に本を返す際に使われるもので、学情で本を借りることがなければあまり馴染みもないのではないだろうか。

よく見てみると、このポストは本の形をしており、文字が刻まれている。この本にはモデルとなった本があり、それはあのダーウィン著作の『種の起源』なのである。

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こちらは、学情入り口にたくさん、かつまばらに置かれているタイルである。これらはすべて違う文字が刻まれている。中には人名が刻まれているものもある。

実際にひとつひとつ数えてみたところ、なんと90個ほど見つけることができた。そのすべてに違う文字が書かれているのだが、sacredness (神聖なもの) 、discovery (発見) 、solitude (孤独) 、chaos (混沌) など、まったく統一性のない言葉ばかりだった。他にはどのような単語が書かれているのか、ぜひとも読者の皆さん自身で探してみてほしい。

三つめの七不思議、いかがだっただろうか。筆者自身、学情の前の庭だけでこれほどいろいろなものが見つかるとは思っていなかった。市大にあるさまざまなものの中でも、学情には特に多くの謎が眠っていると思われる。

また、この学情前の池に、一匹の金魚がいるとの噂も聞いている。その真偽はぜひ皆さんで確かめてほしい。見つけることが出来れば金運が上がる、かもしれない。

●市大七不思議大募集

連載コーナー「市大七不思議」は読者から寄せられた応募に基づきHijichoが直ちに優秀な記者を派遣し真相の追求にあたります。
Hijichoでは市大の七不思議候補を募集しています。皆さんが知っている市大にまつわる不思議な話がありましたらぜひ我々にご一報を!
〇応募資格
大阪市立大学または大学院に在学中の学生・市大OB・教職員など市大関係者
〇応募先
hijicho@gmail.com まで件名に『市大七不思議候補』と明記し、必要事項 ( 推薦理由、わかる限りの情報:噂でも可 )を明記の上ご連絡ください。
※応募していただいたすべての候補を取り上げるわけではありません。応募された候補の中から市大七不思議にふさわしいものを厳選したうえで取材させていただきますのでご了承ください。取材を行う人が決定した際にはこちらから連絡させていただき、取材にご同行をお願いする場合がございます。その際はご協力お願いいたします。

文責

佐伯美奈 (Hijicho)


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