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コラム ~編集長のつぶやき~


 4月も半ばを迎えたこの頃、諸君らはもう既に花見を楽しんできただろうか。筆者にはそのような時間も猶予も残されていないため今年はお預けとなったが、学生のうちに一度は友人や恋人と一緒に名所へ足を運び、桜花爛漫を楽しみながら食事や遊びに全力を尽くして欲しい。

 今月12日、本学の理学研究科は、杉本キャンパス・中百舌鳥キャンパス・大阪公立大学附属植物園の3拠点でサクラ属の品種調査を行ったところ、96品種のサクラが植えられていることを明らかにした。その内、杉本キャンパスに14品種、中百舌鳥キャンパスに51品種、附属植物園には75品種が植えられており、国内の大学では最多級の数に及ぶという。
 また、江戸彼岸や霞桜といったサクラの原種が8種類確認されており、大山桜のように杉本キャンパスでしか観測されていないサクラも存在しているという。4月中旬以降では、淡い黄色の花を咲かせる「鬱金(うこん)」や緑色の花を咲かせる「御衣黄(ぎょいこう)」といったサクラが咲いており、中百舌鳥キャンパスと附属植物園で見ることができる。

(上から順に)大山桜、鬱金、御衣黄の写真=大阪公立大学HP、石川県HPから引用

 桜咲くこの時期といえば、今月28日(日)に天皇賞(春)・通称「春天」が京都競馬場で開催される。年に1度きりのこの重賞は、3200mという全G1競争では最長距離を誇り、メジロマックイーン、テイエムオペラオー、キタサンブラックなど数々の名勝馬を輩出してきた。今年の出走馬も粒ぞろいで、昨年度の菊花賞(G1)を制したドゥレッツァ、かつての春天を制したマンハッタンカフェを祖父に持つタスティエーラ等々、長距離界の頂点を目指す熾烈な争いに目が離せなくなる。

花見をしながら競馬中継も見る。少し若者らしくないかもしれないが、来週の日曜日の過ごし方はもう決まったかもしれない。

 

文責 坂元 俊介(Hijicho)

 


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