私は先日、大阪・関西万博にお手伝いに行ってきました!
私が行ったパビリオンは飯田グループ×大阪公立大学共同出展館です。
みなさん、大阪公立大学がパビリオンを出展しているのを知っていましたか?
―パビリオンの紹介―
飯田グループは国内最大級の住宅メーカーなので、ここでは未来の家と街をテーマにした展示がされています。
なんと、建物は西陣織を全面にまとっているんです!さらに、待ち列の屋根は扇子で、実際には見ることができませんが、実はこの屋根の上側も西陣織になっています。この二つはギネス世界記録に認定されています。
入ってまず目に入るのは大きなジオラマ!未来都市「ウェルネススマートシティ」が縦横各80分の1スケールで表現されています。夜の演出があったり、電車と車が走っていたり、実際の街のようです。
壁側を見ると何かの装置が置いてあります。これは蟻酸を作る装置です。簡単に言うと、環境に優しく、住宅のエネルギーの自給自足を可能にする「人工光合成技術」です。杉本キャンパスにある人工光合成研究センターと共同研究しています。詳しくは行ってみてください。
大阪公立大学の学生も参加した、「未来の住宅デザイン」コンペのパネル展示もありました。建築家、飯田グループの社員の方や外国の学生たちの作品も展示されているので、様々な視点から自由に考えられた「未来の家」を見比べることができます。こちらは入賞した大阪公立大学の学生へのインタビュー記事が大学HP(https://www.omu.ac.jp/expo2025/)に公開予定ですのでそちらも読んでみてください。
また、AIを使った住むだけで未病の改善になる家「ウエルネス・スマートハウス」の説明パネルとその家の再現があります。こちらは体験型の施設なので、説明を読むのが難しい子どもも楽しめます。健康に暮らせる未来住宅とはどういうことなのか、詳しくはパビリオンでパネル等をご覧ください。
説明を読んだ上で実物を見たり、実際に体験したりすることで、純粋に楽しめるだけでなく、「未来の家」を身近に感じることができました。楽しく学びつつ、未来について考えられるこのパビリオンにぜひ足を運んでください。
さて、私が行った中でおもしろかった展示を紹介します。私は予約なしで入れるコモンズ館に行きました。
まず、赤道ギニアです。ここでは楽器を演奏しながら歌っている人がいました。盛り上がっていると、手招きされ、楽器を渡されました。私は、その歌に合わせて楽器を叩きました。陽気なメロディーがとても楽しく、現地の方と気軽に交流できました。
そして、パキスタンです。一言で言うと「映える」展示でした。パキスタンが何で有名な国か知っていますか?それは、ピンク岩塩です。ここではピンク岩塩が連なった棒が進路に沿って置いてあり、床も岩塩でできていました。壮観でした。
最後に、ジャマイカです。ウサインボルトの等身大レプリカとあの有名なポーズで一緒に写真を撮りました。また、ボブスレーのトレーニング用ソリに乗ることができました。ここでも写真を撮ってもらいました。
総じて、コモンズ館では「この国の代表的なものは何なのか」を知ることができました。正直、名前や場所を知らない国もありました。万博は様々な国について知り、その文化に触れることで世界に目を向けるきっかけになると感じました。
文責:藤井和奏(Hijicho)
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