2012年11月24日(土)、大阪市立大学本館地区にて、2部ファイナルフェスティバル「市最楽祭 (いっさいがっさい) 」が開催される。現在残っている最後の2部生による、最後の学園祭となる。
大阪市立大学は、2009年度入学を境に2部生 (夜間部) の募集を打ち切った。それに伴い、それまで毎年開催されていた2部生による学園祭「ふくろう祭」が、2009年を最後に幕を下した。そして、最後に入学した2部生たちが卒業する今年、60年余りの歴史の最後を飾る記念祭として「市最楽祭」の企画が立ち上がった。
市最楽祭を企画・運営している実行委員長の徳永雅三さん (商4) にお話を伺った。
―市最楽祭立ち上げの経緯について教えて下さい。
2部生の入学がなくなり、学生が減少した影響で、2010年からふくろう祭という2部の学園祭がなくなってしまいました。けれど、今年は2部が終わってしまう最後の年なので、その記念祭としてなにかイベントを起こしたかったんです。そして、単なる「ふくろう祭」の復活ではなく、あくまで2部が終わる記念祭としたかったので、「市最楽祭」という名前を付けました。
この祭りが終わった後、みんながこの祭りを思い出してくれるような、記憶に残るような祭りにしたいです。
―苦労したことは?
内容です。この祭りでのモットーは「感謝」と「つながり」なんですが、これまでの感謝をどうすればみなさんにお返しできるのかを考えて企画しました。
なので、飲食の他に、ライブや移動動物園など、みなさんに楽しんで頂けるものを考えました。ライブにはOBの方も出演してくれますし、この市最楽祭が、1部生や2部生、OBの方や地域の方々みんながつながれる場になればいいなと思います。
―1部生へのメッセージを。
パンフレットを1号館の階段 (踊り場) に設置するので、ぜひ手に取って見て下さい。1号館で行う大きなイベントも、1部生と2部生が交流できる場もこれが最後だと思うので、ぜひこのお祭りに足を運び、交流してもらいたいです。そして、これを機に新たなつながりを持つようになっていただければ嬉しいです。
また、市最楽祭に合わせて、これまで消灯されていた一号館時計塔のライトアップが一時的に復活する。かつて夜間になると行われていた時計塔のライトアップは、2011年の震災後の節電時に消灯され、それからずっと点灯されることはなかった。
今回点灯される期間は11月22(木)~24日(土)の18時~23時。普段とは異なる大学の様子を楽しんでみてはいかがだろうか。
開催要項
日時:平成24年11月24日(土) 午前10時~午後8時 ※雨天決行
場所:杉本キャンパス本館地区2部ファイナルフェスティバル「市最楽祭」について
Twitter:@ocu2buff
公式HP:http://ocu2nd.okoshi-yasu.com/index.html文責
新舎洸司 (Hijicho)
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