HijichoのLINE公式アカウント
友だち追加数

ミス&ミスターあべの「市大・府大の架け橋に」


 大阪市立大学と大阪府立大学の学生が合同で開催する「Ms.&Mr.あべのコンテスト」(MMAC)のファイナルイベントが2016年1218日、阿倍野区民ホールで行われた。2016年度のグランプリは兼保友紀子さん(工・4年)と米田浩平さん(府大・3年)、準グランプリは半田真亜奈さん(府大・2年)と細井砂太朗さん(府大・4年)に決まった。 今回からミスターコンが加わり、市大と府大の学生、男女8人ずつの計16人が出場した。 「市大・府大の交流の架け橋となること」をテーマに、半年間、祭りのMCや両大学のサークルインタビューを通して地域や学生との交流を行ってきた。

image1-3

(左から)半田真亜奈さん(準ミス)、兼保友紀子さん(ミス)、米田浩平さん(ミスター)、細井砂太朗さん(準ミスター)
=阿倍野区民ホールで2016年1218日、藤本理沙撮影

 グランプリ・準グランプリは、学祭期間中の中間投票、WEB投票、当日の直接投票の比率を合わせて決定された。協賛企業が選ぶクライアント賞では、ハリウッド招待券やDNAキットなど、ユニークな商品が贈られた。

 同コンテストは今回で3度目の開催となった。府大と合同にして、ミスターコンを追加するなど枠が広がってきた。また今回から新たなプログラムとして、両大学のサークルが日ごろの成果を披露するパフォーマンス部門が加わり、市大のアカペラサークルAccordから出場した「Regulus」が優勝した。このような新しい企画や運営・渉外などの全活動を両大学の学生実行委員が行っており、協力して作りあげたという。統括を務めた泉祐介さん(府大)は「両大学の学生にとって少しでも 交流のきっかけになれば」と話した。

 コンテストに出ることでファイナリストは自分の名前と顔を出して人の前に立たなくてはいけない。感謝のスピーチでファイナリストのほとんどが口にしたのが、「人前に出て自分をアピールするのが苦手で、辛く感じる時があった。」ということだ。ファイナリストの一人である小澤智大さん(府大・1年)は「死ぬほど周りの目を気にし続けた。かっこつけるのも得意ではなかったし。でもやるからには弱音は吐かない、と決めた僕を支えてくれたのは友達や先輩だった。友達や先輩への感謝の重み、価値観がすべて変わった。」と半年間の気持ちを述べた。市大の代表を務める大城真人さん(工・4年)は「ミス・ミスターコンではファイナリストの皆がファッションショーなど、不慣れなことをしている。それでも積極的に取り組んで成長しようとしている姿勢に、今後のコンテストでも注目してほしい」と話した。

image1-4
ファイナリストとMMAC実行委員=阿倍野区民ホールで2016年12月18日、田村優典さん撮影

文責

藤本理沙(Hijicho) 


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Hijicho on Twitter

ページ上部へ戻る