学問の傍ら、自分の将来についても本格的に考えなければならない大学生。 そんな市大生の力になるべく新たに立ち上がったのが、この「Hijichoおしごと探訪記」のコーナーだ。 このコーナーでは、様々な会社や働く人々に取材に行き、「おしごと」に関するあれこれを発信していく。 |
記念すべき第1回は、まごころパンダのCMでもおなじみの「サカイ引越センター」。
今回は、総務部広報課副主任の中西宣子さんに、仕事に関する様々な考えを伺った。
――なぜサカイ引越センターで働こうと思ったのですか。
就職活動をしているとき、やりたいことが明確にあったわけではなかったのですが、周りの人や子どもにも「そこで働いてるんだ、すごい」と言ってもらえるくらい有名な会社に入りたい、という思いがまずありました。そんな中、会社説明会で出会ったサカイ引越センターのアットホームな雰囲気に触れ、「ここは自分の性格に合っているんじゃないかな」と感じたためサカイ引越センターで働きたいと思いました。話すことが好きだったため、始めは営業職で採用してもらいました。
――現在の仕事内容について教えてください。
2か月に1回発行している社内報「まごころ」の制作が主な仕事です。それに加え、随時情報を発信していく「まごころトピックス」という社内誌も発行しています。また、メディア取材の対応や、社内イベントでの写真撮影など、デスクワーク以外の仕事もあるので楽しいです。
社内報「まごころ」=4月20日羽戸さくら撮影
――お仕事をされている中で、やりがいを感じるのはどんな時ですか。
一番は、社内報が無事に入稿できた時です。やっぱり達成感を感じますね。
あとは、取材やイベントの立ち会い、写真撮影など、広報ならではの仕事もやりがいがあります。昨年引越サービスコンテスト専務杯が行われた際、優勝したチームのインタビューに写真撮影係として立ち会ったのですが、とても感動的で、この仕事をやってて良かったと感じました。
――社内報「まごころ」を制作する際、気を付けていることは何ですか。
人が発する言葉、書く言葉にはそれぞれ個性が出るものだと思うので、その個性が読み手にも伝わるような編集をするよう心がけています。
例えば「キラ星」(エリアごとに推薦された新入社員を紹介するコーナー)では、毎回15個くらいの質問をするのですが、紙面の関係上、全て掲載することはできません。そのため、それら15個の質問の中からその人の個性が出ている言葉に優先順位をつけて掲載するようにしています。また、みなさん自分の仕事の時間を割いて社内報に協力してくれているので、その分掲載に携わってくれた皆さんにも喜んでもらえるような紙面になるよう心がけています。
仕事内容について説明する中西さん=3月9日片山翔太撮影
――仕事をする中で、大変だと感じるのはどんな時ですか。
社内のイベントは午前6時半や7時など、朝早くから行われることがあり、その時に早起きしなければいけないのは大変だなぁと感じます(笑)。
――最後に、市大生に向けてひとことお願いします。
私は就職活動の際、「就職活動ノート」を作り、人一倍多くの会社の説明を聴きに行きました。様々な会社を見るにつれ、第一印象と異なっていたり、自分と雰囲気が違うなと思う会社もありました。サカイ引越センターの仕事は現場職のイメージでしたが、説明会で営業職もあるということを知りました。そのため、就職活動をするにあたっては色々な会社を見るということと、自分に合った雰囲気かどうか自分の目で見極めることを大切にしてほしいと思います。
文責
羽戸さくら(Hijicho)
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