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我孫子でハワイ気分を味わおう! Monkey Pod(モンキーポッド)


 choっとカフェログは、市大生や地域の方々がちょっと立ち寄れる飲食店を紹介していく企画である。大学周辺はがっつり食べるための店やにぎやかな店が多く、特に女子学生は入りにくいイメージがあるかもしれない。しかし、わざわざ天王寺や難波に出ずとも、デートや女子会に使えるおしゃれで落ち着いた雰囲気のお店がある。そこで、「知る人ぞ知る!? 大学周辺にあるおしゃれなカフェ」をテーマに掲載していく。

 ワシントン広場のヤシの木が伐採されてから約1カ月。心のどこかで、「南国の喪失感」がある人もいるのではないだろうか。

 今回ご紹介するのは、「MonkeyPod(モンキーポッド)」。御堂筋線あびこ駅から徒歩1分の位置にある、ハワイアンカフェダイニングだ。

 店舗外観=藤本理沙撮影

店主は「日本一人口が少ない村」の出身者

 店主の長瀬さんは、日本一人口が少ない村である、高知県大川村出身だ。その人口はわずか400人。村には食堂のような店しかなかったため、もともとカフェに憧れがあった。進学のために大阪へ出てきた後、将来店を開きたいと考えたが、カフェは値段が高くて料理が少ないことが難点だった。そこで、ファミレスのような手頃な値段や品数の多さを兼ね備えたおしゃれな店を作りたいと、モンキーポッドをオープンした。まさにカフェとファミレスのいいとこ取りだ。

こだわり雑貨で囲まれたおしゃれな店内

 店に入ると、サーフボードや貝殻などのおしゃれなハワイ風雑貨が壁一面に飾られている。一部の雑貨は、もともと長瀬さんの持ち物だったものを、店内の改装時に知り合った方にアレンジしてもらい、一緒に作り上げたそうだ。この方と意気投合したことからさらに人脈が広がり、2階入口にある柱は、USJのハリー・ポッターエリアの建物を塗装した方からペイントしてもらったというから驚きである。筆者はミーハーなので、記念に柱を触って帰った。

店内のハワイ風雑貨=藤本理沙撮影

イチ押しは、メニューよりも従業員!

 モンキーポッドには何を食べようか迷ってしまうほどたくさんのメニューがある。特にふわふわに焼き上げたパンケーキは人気メニューの一つだ。しかし、長瀬さんがイチ押ししたいのはメニューではなく、店で働く従業員だ。

 「料理がおいしくても接客が悪いと台無しになってしまうから、主役は従業員で、料理はあくまで引き立て役だと思っています。そうしてお客さんが喜んでくれる空間になって、口コミで徐々に人気が広がるように頑張りたいです」と長瀬さんは話す。店の宣伝をあえてしないのは、常連のお客さんがくつろげる空間を大事にしたいからという思いがあってのことだ。

 ところで、店の外にあるこのパネル。ちょうど顔の高さに穴が開いていることから察するとおり、顔出しパネルだ。モンキーポッドではこれを我孫子の新名所にすることを目指しているので、立ち寄った際はぜひ、写真を撮って楽しんでほしい。

店の外にある顔出しパネル=藤本理沙撮影

 おいしい料理と居心地の良さの、両方が詰まったモンキーポッド。市大の教授も常連客として通っているという。皆さんもモンキーポッドを「我孫子の行きつけの店」にしてみてはいかがだろうか。

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住所:大阪府大阪市住吉区我孫子東2-6-16 シギハイツⅡ 1階

営業時間:終日(午前9時~午後11時)

朝食営業、ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業

▼Instagram @monkey_pod0901 気軽にフォローお願いします!

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文責

藤本理沙(Hijicho)


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