祝辞を述べる吉村洋文・大阪市長＝大阪市立中央体育館で4月5日、丹下舜平撮影
大阪市立中央体育館で4月5日、大阪市立大学の入学式が行われた。今年度は学部生1540名、編入学生18名、大学院生610名、法科大学院生12名が入学した。
式で荒川哲男学長は、「本学のスローガンは『笑顔あふれる知と健康のグローバル拠点』であり、我々は行政・市民とともにアカデミアとして十分にシンクタンク機能を発揮しなければならない。しかし、一番大事なのは『大学でいかに学ぶか』ということ。課外活動を通して形成される人間関係や仲間、同志は宝物になるので、課外活動には積極的に参加してほしい。新入生諸君には市大に誇りを持ち、キャンパスライフを謳歌し、夢の実現に向けて邁進してほしい」と新入生にエールを送った。吉村大阪市長は、「これから都市の成長を引っ張るのは大阪であり、様々な社会問題を解決するのは人の力。つまり市大生は大きな役割を担っている。大学生活は自由に学ぶことができる時間が多いので、色々なことを考え、有意義な大学生活を送ってほしい」と祝辞を述べた。
式後、新入生に大学生活についての話を聞いた。「長期休暇を利用してヨーロッパや韓国に行きたい」「初めて習う分野の学習が心配だ」など、希望と不安の入り交じった新入生の生の声を聞くことができた。
何事にも一所懸命取り組み、充実した大学生活を送ってほしい。
文責
加藤菜々子（Hijicho）
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