2014年もいよいよ12月を迎えた。12月といえばクリスマス。さて、この記事ではそのクリスマスの立役者、サンタクロースとチャリティー活動を組み合わせた斬新な活動を取り上げる。この記事を読んで興味がわいた人はぜひ参加してみてはいかがだろうか。
チャリティーサンタとは?
〈活動内容〉
ボランティアがクリスマスイブにサンタクロースに扮し行うチャリティー活動と、それによって集まった収益金で日本を含め世界中の困難な状況にある子どもたちを対象とした支援である。
図=チャリティーサンタの仕組み (公式HPより)
〈活動実績〉
2008年の活動開始 (2014年4月NPO法人化) からこれまでに6,417人のボランティアがサンタになり、8,221人の子どもたちにプレゼントを届けた。支援活動は、福島の子どもたちを招き、岡山県美作市、西粟倉村を訪ねる「自然体験」をテーマとしたバスツアーやネパールの子どもたちへの学資支援 (2013年度) などを行ってきた。
〈活動目的〉
・日本と世界の子どもたちの笑顔を「サンタクロース」でつなぎ、社会に貢献する。
・「子ども」と「地球の未来」につながる活動をする。
サンタになろう!!
筆者はこの活動について堀江健太郎さん (商・1) から聞き、初めて知った。 彼の姉がこの活動に参加しているということをきっかけに自身も参加するようになり、現在では、全国21地域にある支部の一つ、大阪支部の運営にも携わっているという。彼曰く、大阪支部はまだ立ち上がったばかりで人手も少なく、組織もしっかりしていないため、その分運営として携わることにやりがいを感じているとのことである。
一般的なチャリティー活動は募金をしてくれた人にサービスを提供するという特性がある。しかしこの活動が他と違うところは、募金集めをするだけではなく、そのチャリティー活動のサービスに斬新な工夫が施されているという点であるといえる。その工夫は、「すべての大人がサンタクロースになれる社会を目指す」、つまりみんなが誰かの笑顔のために行動できる社会を目指すもの、さらに言えばボランティアをする側にも配慮されたものであり、画期的なものではないだろうか。
〈参加者の声〉
最後にチャリティーサンタとして実際にこの活動に参加した人の声がHPに掲載されていたので一部抜粋して紹介する。
・子どもが大好きで、子どもと関われるボランティアはないかな? と思っていたときにチャリティーサンタのことを知り、すぐに応募しました。20才になったことだし、今年は何かしてもらう立場ではなく、何かしてあげる立場になろう!と張り切って参加しました。
・子ども達の喜ぶ笑顔、そしてそこから生まれる親や周りの人達の笑顔…その笑顔の連鎖の発生源になれたことをほんとに誇りに思います。
・サンタクロースはくるものじゃない、なるものだったんだと思った。
12/24(水)まで
商学部一回生 堀江健太郎 rakusaemon◆gmail.com (◆を@に変えてください)
参考URL
NPO法人チャリティーサンタホームページ http://www.charity-santa.com/
チャリティーサンタ収支報告書 http://www.charity-santa.com/what_cs/results/report/report_2013.pdf
文責
小本修司 (Hijicho)
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