今年で39回目を迎える市大の初夏の風物詩、大阪市立大学・大阪府立大学総合競技大会(通称:府大戦)が6月14日(土)、15日(日) に大阪府立大学にて行われた。今年は天気にも恵まれ、晴れ渡る空の下で両大学の熱戦が繰り広げられた。
大会中、両大学の実行委員と府大応援団にお話を伺った。
実行委員の声
大会実行委員長 (大阪府立大学体育会委員長) 萩原昂太郎さん (3回生)
去年は市大に負けてしまったのですが、今年はすべての試合で、そしてあらゆる面で勝ちたいと思っています。この大阪市立大学・大阪府立大学総合競技大会を実施するにあたり、周りの幹部の人など多くの人に助けられてきました。やらないといけない仕事はたくさんありましたが、各々で分担してこなしていきました。
また、この大会は伝統ある大会なので、もっと一般の学生にも知って、観戦してもらいたいと思っています。府大と市大は同じ公立大学なので、お互いに切磋琢磨していきたいですね。
大会実行副委員長 (大阪市立大学体育会幹事長) 影林義之さん (法・3回生)
去年は市大が優勝したので、連覇できればと思っています。開会式はいつも出席する部が少ないのですが、今年は開会式に参加するように各部に要請したところ、多くの部が参加してくれ、いつも以上に盛り上がったと思います。大会実行副委員長、そして体育会幹事長として、これから指揮をとっていきたいです。
府大応援団の声
府大応援団団長 橋本侑樹さん (3回生)
普段からこういった部活の試合に赴き、応援をしています。
開会式で府大応援団と市大応援団とエール交換を行ったのですが、市大応援団は人数が多く、すごい迫力に圧倒されてしまいました。我々、府大応援団は7名と少ないですが、今年は市大に勝てるように全力で応援していきたいです。
大会結果
10勝15敗で府大の総合優勝。
通算優勝回数 39戦中 市大15勝 府大22勝 (1分け1中止)
試合後の選手の声
日本拳法部 4-1で白星
山口文平さん (工・3)
試合形式は各校5人ずつが争い、3勝した側の勝利となります。府大戦は僕らにとって負けることのできない試合です。4-1で勝つことはできましたが、今回の試合で見えてきた課題や弱点を次の試合に向けて補強していきたいです。
女子バスケットボール部 61-51で白星
阿久根志帆さん (生・2)
上回生が抜けて初めての府大戦でした。自分たちのやりたいことがすべてできたわけではないですが、今回の試合はいい経験になったと思います。府大とはよく試合をやらせてもらっていて、相手チームの特性や選手の特徴などの分析はしていました。府大とはあまり実力の差はなく、練習試合も含めると、大体五分五分の結果です。ただ公式戦では負けていないので今回も勝つことができてよかったです。
夏に大きな大会があるので、できるだけ多く勝利し、リーグの昇格を目指したいです。
アーチェリー部 3965-4496で黒星
峠原淳志さん (工・3)
今回の試合形式は各校8名ずつが出場し、その8名の点数の合計で争われます。男女混合で市大チームは1回生のメンバーがメインでした。思うように点数が伸びず、不本意な結果となってしまったので、練習内容を一から練り直して、次の試合に向けて頑張っていきたいと思っています。
女子バレーボール部 1-2で黒星
堤杏紗さん (工・4)
大接戦で勝利まであと一歩というところでしたが、試合の内容はとても良いものだったと思っているので満足しています。新メンバーになって、まだまだ十分に練習時間が取れていないので、これから9月の秋リーグに向けてチーム一丸となって練習し頑張っていきます。
From editor
筆者は、スポーツに普段からあまり興味を持っているわけではないが、両校の白熱した試合を観戦しているうちに、取材ということを忘れて試合に見入ってしまうほど、引き込まれた。
体育会系の部活に所属している人以外には府大戦を知らない人も多いと思うが、部活に所属していなくても十二分に楽しめる大会である。来年は市大で開催される予定なので、ぜひ多くの市大生に足を運んでもらい、市大・府大両校の架け橋である大会を盛り上げてもらいたい。
参加された選手・大会関係者の皆さまお疲れ様でした。
文責
町田和紀 (Hijicho)
写真
長澤彩香 (Hijicho)
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