11月1日から4日にかけて、銀杏祭が開催される。銀杏祭の魅力を発信すべく、大学祭実行委員会委員長の大島宗悟さん(工・3年)に今年の目玉企画や注意点などを伺った。
大島委員長=10月5日、中村伸二撮影
今年のテーマについて
——今年の銀杏祭のテーマは何ですか。
今年のテーマは「Only Cozy Utopia」です。公式には、「居心地の良いただ1つの理想郷」という訳し方をしています。単語の頭文字がOCUになるのがポイントです。
——例年とは趣向が変わっているようですが。
いつもは「イッセイチダイ」や「市大放題」、「crazy for 遊」などのだじゃれでした(笑)。今年はOCUを推してみました。会議で意見を出し合って決めています。そこでボツになった案として、僕の「超かましたい」というものがありました。「おおさかしだい」と韻を踏んでいてかなり良いと思ったんですが、全く人気が無かったです……。
企画について
——委員長一押しの企画は。
ステージ企画ではお笑い芸人のミサイルマンさんに来て頂きます。今勢いのある芸人さんです。今後非常に人気が出てくると思うので、学祭で見られるのは今のうちです! また、バンドのベランダさんなどもお招きしています。もちろん、学内の音楽系サークルの発表もありますよ。最終日には、ファイヤーフェスティバルという軽音系サークルのライブイベントが広場で開催されます。
——音楽系以外のイベントにはどのようなものがありますか。
サークルステージという、各サークルが発表を行う場を設けています。芝生ステージや教室企画など学内各所で各サークルが出し物を披露します。他にも様々なおもしろい企画を準備しているので、ぜひ友達を連れて遊びに来てください。
注意事項
——今年の銀杏祭のポイントは何ですか。
アルコールパスポート制度の採用です。アルコールパスポートとは銀杏祭で飲酒される方を対象に、こちらが用意するリストバンドを付けていただくものです。それが無いとお酒は飲めない、買えないという決まりになっています。
——入手方法を教えてください。
総会ですでに各サークルには配布しています。他にも、銀杏祭期間に誕生日を迎える方や学外の方、紛失した方もお持ち頂けるように当日もインフォメーションで配布します。また、今年から販売できるお酒を缶のみに変更しました。
——なぜ変更したのですか。
学生支援課とも相談しましたが、一番はこのままではいけない、と僕たちが思ったからです。お酒があると楽しいのは確かだと思いますが、限度もあるとも思います。実際、お酒で問題が起きた大学も多いです。救急車での搬送や備品破損など、飲酒で問題が起きれば市大も酒類が禁止になる可能性が高く、正直、来年もお酒が出せるかはかなり厳しい状況です。ここで皆さんに理解して頂きたいのは、制約を増やしたのは運営を楽にするためでなく、銀杏祭を守るためだということです。トラブルを防ぎ、健全にお酒を楽しめる学祭を作っていくためにご協力をお願いします。
アルコールパスポートの写真=大学祭実行委員会提供
——ほかに注意点や変更点などはありますか。
例年通り、食中毒に気を付けてください。変更点として、新体育館前から旧部室棟付近の道は工事のため立ち入り禁止となります。工事自体は銀杏祭の間止まっていますが、作業現場はそのまま残っているからです。これに伴い、新体育館のトイレは使用できません。なお、新体育館に部室を保有している団体に関しては、学祭委員の許可を得て当該箇所を通行することが出来ます。また、同じ理由でサブステージも去年の位置から移動しています。他にも変更点は多いのでパンフレットを参照してください。
——パンフレットはどこで手に入りますか。
1号館、全学共通教育棟(8号館)のエレベーター前や階段の踊り場、北食堂1階などで配布します。
パンフレットの表紙=大学祭実行委員会提供
大学祭実行委員長からのメッセージ
——銀杏祭に初めて参加する1回生に一言お願いします。
ふたば祭と銀杏祭は違うものだと思ってください。ふたば祭は新歓が中心ですが、銀杏祭はみんながひたすら楽しむためにあります。ふたば祭が楽しくなかった、という方にこそ銀杏祭に来てほしいです。
——ステージや企画に出演する人に伝えたいことはありますか。
まず出演してくださり本当にありがとうございます。楽しんで出演できるよう、私たちが安全で不安のない環境を全力で作るので、ご協力お願いします。また今年度は四者協メンバーにスタッフとして参加してもらいます。彼らにも感謝の念は尽きません。彼らにも楽しんでもらえるように、そして負担をかけすぎないよう運営していきます。
――最後にメッセージをお願いします。
Twitter等での実行委員会メンバーの発言により、不快な思いをさせてしまったことがあったかもしれません。申し訳ございませんでした。これは私の個人的な意見かもしれませんが、どんな意見でも受け入れて考え、運営をしていきたいと思っています。Twitter等のやり取りではどうしても伝えたいことが上手く伝わらないこともありますが、ぜひあなたの意見を直接教えてください。
ふたば祭での経験を踏まえ、実行委員会は全力で、死ぬ気で準備しています。必ずあなたが楽しめる企画があるはずです! 友達を誘って遊びに来てください。日本最強の学祭を一緒に作りましょう!
文責
竹中涼、中村伸二(いずれもHijicho)
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