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Youtubeでお金を稼ぐ人


最近、世界中でYoutubeの人気者が増えている。固定のファンを持ち、再生回数が20億回を超えている動画もあるにも関わらず、その人気者は一般の企業に就職しているサラリーマンであったり、学生だったり、私たちと変わらないごく普通の一般人であることも多い。

このようにたくさんのファンを持つ動画投稿者を「ユーチューバー」と呼ぶ。彼らの中にはYoutubeで動画投稿を唯一の収入源としている人もいる。Youtubeに動画を投稿し、わたしたちがその動画を見る、それだけでどのようにして収入を得ているのだろうか。

Youtubeに関わらず、ブログなどウェブサイトの運営やメールマガジンによって収入を得ている人は、アフィリエイトを利用している。アフィリエイトとは、商品やサービスを販売しているサイトとウェブサイトやメールマガジンを運営している個人や企業が、広告掲載を通して業務提携することを意味する。サイトにバナーやテキストリンクなどの広告を掲載し、その広告がクリックされ、成果が上がることによって報酬を得ることができる。

もともとYoutubeを利用したアフィリエイトはある程度の再生回数を得るとYoutubeからメールが届き、それに沿って登録することで収入を得られる仕組みであったが、最近では広告掲載を希望する団体とウェブサイトの運営者を仲介するアフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)というものが存在し、これに登録することで簡単に業務提携ができ、広告を掲載できるようになっている。APSの中には無料のものも多く、ノルマもないのでリスクはほとんどない。

このように、ネット社会はどんどん身近になってきている。そして、身近になるにつれて、アフィリエイトのような初心者には敷居が高かったお金の稼ぎ方が誰でも気軽に手を出せるようになってきている。大学を出て、資格を取り、終身雇用が保証できる大手企業に就職するということが王道となっている日本にも、このように自由なお金の稼ぎ方が浸透していくことはよいことであると思う。もっと職選びにも選択肢があってよいはずなのだ。何より、固定観念にとらわれない新たなお金の稼ぎ方を知っていくことが大切である。

ただし、アフィリエイトにも問題点がある。報酬につながるまで時間がかかるという点だ。Youtubeならば、一定の再生回数を得られる有名な動画チャンネルになるまではほぼ収入は得られず、そのお金で生活していくことは非常に難しいだろう。また、毎月の収入が保証されているわけではないので、急に収入が減ったりすることもありうる。このような事態も想定にいれ、地道に続けていくことが成功への鍵である。

「働きすぎ」と言われている日本人は、果たして本当に働きたくて働いているのだろうか。日本の人口10万人あたりの自殺者数は24.4人と、G8平均の14.85を大きく上回っている (WHOの各国最新データより) 。そしてその中でも、経済・生活問題、勤務問題を理由に自殺した人は合わせて4割近くに上っている (警察庁統計より)。中国やアメリカでは、賃金が少なかったり、労働に問題があれば転職をするのがごく普通の選択である。しかし、日本の終身雇用という悪しき文化はそれを簡単にはさせない。日本人は、そんな文化の中でどのようにお金を稼いでいくかということをより深く考えなければならない立場にある。文化にまどわされず、メリット・デメリットを知った上で自分に合ったお金の稼ぎ方を選べるようになれば、このような問題も解決していくのではないだろうか。いつの時代でも、歴史を動かすのは新しい発想である。新たな時代を生み出す子どもたちの将来の夢に、具体的な名前がなくなってしまう日も近いのかもしれない。

出典

URL:https://support.google.com/adsense/answe

文責

田上結稀 (Hijicho)


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