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日本拳法部快挙!国公立全国大会で男子団体13連覇・女子個人は表彰台独占


平成25年9月29日(日)に大阪市立大学で開催された第45回全国国公立大学日本拳法選手権大会において、大阪市立大学日本拳法部が、男子団体戦で優勝、女子個人戦で1~3位まで独占した。本大会は、国公立大学の日本一を決める大会であり、大阪市立大学日本拳法部は、今回で13連覇という偉業を達成した。今回は日本拳法部男子主将の中山博貴さん(工・4)と女子主将の濱田倫子さん(商・4)にお話を伺った。

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左 中山博貴さん 右 濱田倫子さん

ー今回の快挙を達成された時の気持ちを教えてください
中山:キャプテンということで、今年も優勝しなければというプレッシャーがあり、優勝が決まった時は嬉しいというよりはホッとしたというのが正直な感想です。

濱田:私もホッとしたのが一番ですね。ここ数年神戸大に負け越しており、OBからも勝てというプレッシャーがあったので、今回の大会で1~3位まで独占という結果を残せてよかったです。また、後輩と一緒に戦い抜けて嬉しかったですね。

ー13連覇という偉業を達成するためには、何か理由があると思うのですが、強さの秘訣はありますか
中山:他の大学がどのような練習や活動を行っているのかは知りませんが、市大日本拳法部は所属している人数70人弱と多く、そして部員同士がとても仲が良く、今回の大会の準備も協力して行ないました。そういった、部内の雰囲気のよさや団結力の強さが強さの秘訣だと思います。

ー日本拳法とはどのようなスポーツですか
濱田:簡単に説明すると、全身に防具などをつけた、実戦的な総合格闘技です。蹴り技、投げ技なんでもありで、武道の一種です。勝ち負けの判定は、面か胴に先に2本入ったら勝ちで、転んだりしても大丈夫です。

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ー普段の練習はどのようなことを行なっているのですか
中山:実戦感覚をやしなう為に試合形式の練習を主に行っています。練習は週に三回で一回の練習は3時間くらいです。また市大の日本拳法部は投げ技に定評があり、練習で特に力を入れています。

ーどういった理由で日本拳法部に入部されたのですか
中山:きっかけは新歓ですね。新歓に行って見て楽しかったので、入ってみようと思いました。でも実際に入ってみると、競技自体は厳しかったですね。

濱田:私は大学に入学する前まで柔道をしていたのですが、日本拳法については何にも知りませんでした。きっかけは私も新歓でした。新歓に行って部内の雰囲気の良さや、日本拳法のなんでもありなところに惹かれて入部しました。

ー今までの活動の中で苦労した点と嬉しかった点について教えてください
中山:一回生の頃は体力的にしんどかった。一番苦労したのは主将になってからですね。特に今回の大会は市大での開催だったので、その準備、手配などいろいろとしなければならなことが多くて、大会が終了するまでは気苦労が絶えませんでした。そして、嬉しかったことは、黒帯を取った時ですね

濱田:2・3回生の頃に試合に勝てない時期があり辛かったです。でも、私もやっぱり今が一番苦労していますね。4回生女子選手が私1人だけなので、責任は重く大変な時もありますが、そんな私にも色々と協力してくれる同期や後輩の心遣いがとても嬉しいです。

ー今後の目標は
中山:11月に全日本学生拳法選手権という、最後の大会があるので、その大会でベスト4まで残れるように頑張りたいです。

濱田:去年の全日本学生拳法選手権で3位だったので、今年は優勝を狙いたいです。また、
後輩たちには、一番の魅力である部員同士の仲のよさをこれからも守っていって欲しいですね。

From editor

今回の取材の中で特に印象に残ったのは、結果を残すことへのプレッシャーが大きく、優勝した時はまずホッとしたという言葉であった。国公立大学大会で長年連覇をしているとなると、周囲からの期待も大きく、絶対に優勝は譲れないという、大きく肩にのしかかるプレッシャーに打ち勝ち優勝することは並大抵のことではないだろう。13連覇という輝かしい栄光の裏には、とてつもない苦労や努力があったことは言うまでもない。肉体だけでなく精神も強靭な彼らに最大級の拍手と敬意を送りたい。今後とも日本拳法部から 目が離せない。

参考URL

http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2013/ecxt0

文責

町田和紀 (Hijicho)


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