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痴漢にご用心


 皆さんは痴漢対策をしているのだろうか。本学学生の多くはJRないし私鉄を使っていよう。女性向けの痴漢対策を紹介する。

痴漢とは

 痴漢とは、迷惑防止条例、暴行罪、強制わいせつ罪、公然わいせつ罪、軽犯罪法などが適用される卑劣な犯罪行為のことをいう。

痴漢における対策

1.女性専用車両に乗る

 女性専用車両を優先的に使うようにする。また、混雑が予想される車両に乗らず、比較的空いている車両に乗るようにする。

2.電車の乗車位置に注意する

 できるだけドアから奥のところに移動する。ドア付近では、多くの人が立っているため、犯人が逃げやすくなってしまう。また、揺れが激しく不安定で人目に触れにくいため、痴漢に狙われやすい傾向があるからだ。

3.通学パターンを変える

 特定の女性を狙うストーカータイプの痴漢も存在する。授業に間に合う時間より一本早い電車に乗ったり、同じ時間では様々な場所に乗ったりすることをお勧めする。

4.満員電車では一人にならない

 一人であるときが狙われやすい。できるだけ友達と乗ったり、女性の隣や間に立ったりすることが良い。

電車以外での被害

 路上での被害も無視できない。警察庁のデータによると路上のほうが電車で起きる痴漢の件数よりもはるかに多い割合となっていた(以下、参照データ)。

 路上では人通りが少ないところや街灯がまばらで薄暗いところが多い。イヤホンを付けて音楽を聴いたり、携帯電話で通話やメールをしながら歩いたりしている時に、狙われやすい傾向にある。サークルやアルバイトなどで遅くなる場合には一人で歩かず、できるだけ人の目につく場所を選んで歩くように心がけてもらいたい。市大周辺は街灯が少ないため、日が暮れると暗くなってしまうので注意しなくてはならない。

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強制わいせつの発生場所別認知件数の割合=村島健太作成

大阪市で執り行われている痴漢対策

 鉄道警察隊は、痴漢犯を撲滅するための警戒活動を行っている。その一環として、痴漢の犯人を捕まえるために、警察官が過去に被害を受けた方と一緒に列車に乗り込む同行警戒を実施している。また、痴漢追放意識の啓発をめざした広報活動として、各鉄道事業者と合同で「列車内チカン追放キャンペーン」をしている。

「列車内チカン追放キャンペーン」ポスター

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事件・事故等目撃カード事件・事故等目撃カード

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   事件・事故等目撃カードとは、列車内で事件や事故を目撃した方にその時の状況を説明してもらうための紙である。急いでいて、目撃した状況を詳しく聞ける時間がないときなどに、各鉄道の係員によって、後日の協力を第三者の方から仰ぐ目的で配布している。

ちかん被害防止パンフレット「勇気の一声」(以下にURL)

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 以上の三つの画像は大阪府警のホームページ  列車内等における痴漢・盗撮などの被害について より引用 


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