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法学会学術講演企画「自殺を防ぐにはどうすればよいか」 10月22日(月)開催


大阪市立大学法学会 学術講演企画「自殺を防ぐにはどうすればよいか」が10月22日(月)、杉本キャンパス一号館122教室で開催される。 講演者は、白浜レスキューネットワーク代表理事 兼 牧師・藤藪庸一氏。

講演のテーマ

本講演のテーマは、「自殺を防ぐにはどうすればよいか」。なぜ自殺が起こるのか、人間関係をどう築いていけばいいのか、自殺を防ぐために現代社会に必要なものは何かという問いに、あなたはどう答えるか?

その問いを解き明かすべく、本講演では「社会復帰から考える自殺問題」、「実務家からみた行政・社会の不備」、「最後の SOS を受け止め、社会復帰へと導いた活動」、「大学生にできること/社会起業家としての生き方」等のテーマを設けた。

詳細

開催日
10月22日(月)

時間
16:20〜17:50 (開場・受付開始 15:50〜)

場所
大阪市立大学杉本キャンパス一号館・122教室

参加方法
・予約
 ①所属大学名または職業名
 ②名前
 ③件名「藤籔庸一氏の講演会に参加希望」

 以上の三点を明記した上、ocu_law_lecture@yahoo.co.jp にメールを送信して下さい。

※席が余っていたら予約なしの当日参加も可能
※法学部に限らず全学部生が聴講可能

講演時間は60〜70分で、残り時間は質疑応答に充てられる予定。また、法学会によると、講演会終了後、藤藪氏と関心のある学生とが意見を交わす場 (ウィステリアを予定) を設けることも計画されている。

※何かわからないことがあれば法学部ゼミ幹事会企画班の加賀谷まで連絡ください。
petit-ciel.23s@i.softbank.jp (法学会企画班・加賀谷)

藤藪庸一氏について

本講演を行う藤藪庸一氏は、普段は和歌山県白浜町にある教会を拠点に自殺防止の活動を行なっている。白浜町にある三段壁には、飛び降り自殺を考える人も訪れる。藤藪氏は白浜レスキューネットワークの代表を務め、断崖の近くに設置された公衆電話からのSOSの声に応え、保護する活動を行っている。

経歴
小学校6年生の頃から牧師を志す。牧師養成学校を卒業後、保育園など職を転々とした後、現在の白浜町の教会へ。
その後、師匠である江見牧師が個人的に行っていた自殺志願者の社会復帰支援活動とともに教会を引継ぐ。しかし、教会のみで自殺防止の活動を行うには金銭的に困難であった。そこで、行政からの活動援助を受け、活動を円滑に行うためにNPO法人「白浜レスキューネットワーク」を2006年に立ち上げ、現在に至る。

自殺防止活動は、藤藪氏が単独で行っている活動というわけではなく、地域との連携やボランティアの協力によって活動している。
例えば、藤藪氏は、行政 (市町村役場や警察署など) 、地元の弁護士協会、司法書士協会、社会福祉協議会とも繋がりを持っている。
藤藪氏自身も、小学校のPTAや交通指導員、病院理事、町内会役員などとして、
地域的な活動に自ら精力的に取り組んでいる。

そういった地域と連携した自殺防止活動が注目を浴び、NHK総合番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』などでも取り上げられている。

文責

鶴木貴詩 (Hijicho)

※本講演は、法学部ゼミ幹事会の学生が主体となって準備を進めている。藤藪庸一氏の経歴、活動等に関しては、法学部ゼミ幹事会より詳細を頂き、執筆させていただいた。


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