市大授業が4月29日、本学で行われた。このイベントは本学に関心を持っている高校生や保護者などを対象としており、本学の授業やキャンパスの雰囲気を体験し、また大学での学びの楽しさを感じてもらうことを目的に毎年開催されている。文学部と理学部の教員による様々な分野の模擬授業、文学部の学生のフリートークや学術情報総合センターの施設見学会が実施された。
講義を真剣に聞く受講生＝4月29日、犬田美穂撮影
文学部、理学部の両学部で行われた模擬授業には、高校生だけでなく、中学生や一般の方も多く受講していた。受講生たちは皆、教授の話に真剣に耳を傾けていた。井上淳准教授（地球学科）の「チバニアン（千葉時代）と地質時代」を受講した高校1年生の女子生徒は「チバニアンについて聞いたことがあったので興味を持ち受講しました。中学、高校までとは違い深いところまで教えてもらう大学の講義を体験することができ、参加してよかったです。」と感想を述べた。
文学部生とフリートークを楽しむ参加者＝犬田美穂撮影
また文学部では本学教授による講義後、学部生とのフリートークが行われた。このコンテンツは文学部の学びを支援する公式団体である、文学部・文学研究科教育促進支援機構が協力している。学生企画リーダーである河原好美さん（文・２）は、「参加者にはフリートークを通じて市大文学部への悩みや不安を解決したり、その魅力について知ってほしい」と目的を話した。参加者はアルバイトや留学などの大学生活についての生の声を目を輝かせながら聞いていた。
文責
犬田美穂（Hijicho）
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