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大阪市立大学は6月4日(火)に、杉本キャンパスにおいて在学中のすべての学生、院生、教職員を対象に、本年度も4,000人規模での防火・防災総合訓練を行う。

今回の防火・防災総合訓練は、東日本大震災から２年が経過した今、「震災の記憶を風化させない」というテーマのもと行われる。あわせて本学では、当防災訓練実施日を「震災を考える日」とし、この日を起点に学術情報総合センターでのパネル展と義援金の募集を実施し、災害への備えと更なる復興支援に取り組んでいく予定だ。

昨年度までの防火・防災総合訓練は4限目終了後に行われていたが、今回は2限目終了後のタイミングで行われる。突如として発生する災害から身を守るためには日頃の備えが肝心だ。この機会にぜひ訓練に参加して災害に対する身構えを学んでおこう。

なお、当日防災訓練に参加し安否確認カードを書くと、災害時の備蓄用品の缶詰のパンなどがもらえる模様だ。学生は全体を通して10分程度の参加で済むので、気軽に参加してみてはいかがだろうか。
　
(以下大学からの告知)

1.防火・防災総合訓練

◎日　　時　　平成25年6月4日（火）12：00～14：30
（学生は12時10分から10分程度ですのでご協力ください。）
◎場　　所　　大阪市立大学　杉本キャンパス（大阪市住吉区杉本3-3-138）

(1) 概要
杉本キャンパスにおいて在学中のすべての学生、院生、教職員を対象に、4,000人規模での防火・防災総合訓練を行います。いざ災害が発生した時に混乱せず、適切に行動するには日頃の訓練が重要です。いざという時の自分の行動等実施内容は以下の通りです。

(2) 訓練の内容
12:10
地震発生（震度６強の直下型地震により、各地区において1箇所で火災が発生）

12:10～12:40　
各隊で以下の訓練を実施

■避難誘導訓練 … 学生の皆さんは教職員の誘導のもと避難場所まで避難したのち、必ず安否確認カードを記入し、その場で回収ボックスに提出して下さい。



■消火訓練 … 建物内で模擬消火後、建物外で粉末消火器を用いて使用方法の訓練。


■救出救護訓練 … 保健管理センターにおいて、トリアージカード・応急処置などの訓練。



■通報・連絡訓練 … 本部班は各地区の被害状況を集約し、関係機関に連絡。

12:45～14:30
・自衛消防隊統括管理者（副理事長）あいさつ
・各地区隊長、本部隊各班長から訓練報告
・住吉消防署より訓練講評
・研修「災害時に求められる大学の役割」 生活科学研究科 生田英輔講師
・管理権原者（理事長）総括 

2.都市防災研究のパネル展示及び義援金の募集

東日本大震災の本学・大阪市の支援活動、震災時の被災地の状況についてのパネル展示及び募金活動を行います。東日本大震災から2年が経過した現在、震災の記憶を風化させないために、防火・防災総合訓練実施日を「震災を考える日」として、災害への備えと復興支援への意識啓発を図ります。寄付金については被災地の教育支援に活用する予定です。
◎日　　時　　平成25年6月4日（火）～6月24日（月）
　　　　　　　平日9：00～22：00　土曜日10：00～19：00　日曜日10：00～17：00
◎場　　所　　大阪市立大学学術情報総合センター１階

お問い合わせ先

企画総務課 安全衛生管理担当
電話：06-6605-2097

参考

大阪市立大学 杉本キャンパス全学防火・防災総合訓練の実施とパネル展の開催について ―震災の記憶を風化させないために―
(http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2013/prf8is)

文責

鶴木貴詩 (Hijicho)