HijichoのLINE公式アカウント
友だち追加数

SNSの「正しい」使い方


Twitter、FacebookといったSNS、非常に便利なツールだが、使い方を間違えればトラブルを引き起こしてしまうこともある。「正しい」使い方を身につけよう。

はじめに

皆さんは普段、SNSを使っているだろうか。SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略称であり、人と人とのつながりを促進しサポートするコミュニティ型のWebサイトのことである。主な例として、TwitterやFacebookなどがあげられる。SNSには、人との交流を促進できるという利点がある一方、使い方を間違えば、個人情報が悪用されてしまう恐れもある。様々な人があなたのSNSを見ているということを意識し、正しい使い方を身につけることが重要である。

SNSを使うことのメリット

SNSを使うことのメリットは多々ある。今まで連絡をとることができなかったかつての同級生と、再び交流をもつことができる「過去のつながりの再構築」。SNS上で会話を重ねることで、今の知り合いとより親しくなれる「現在のつながりの強化」。未知なる人との「新しいつながりの創出」。これらの3点が、SNSを使うことの主なメリットだ。

特に「新しいつながりの創出」について、人脈を広げるために使うことができる。例えば、従来はあるイベントなどで知り合った人と、その後関係を発展させていくのは難しいことだった。しかし、SNSでコンタクトを取れば、その後も関係を継続させ、より深めていくことができるようになった。このように人脈を広げたいという方は、SNSに登録してみてはいかがだろうか。

SNSの危険性

SNSには多くのメリットがあるが、個人情報を取り扱う以上、リスクも存在している。例えば、リスクの一つにいわゆる「炎上」があげられる。「炎上」とは、ネット用語で、あるユーザーの不適切な書き込みに対して、批判的なコメントが多数寄せられることである。該当ユーザーが問題の書き込みを削除しても、別のWebサイトに個人情報とともに転載され、ネット上で公開され続ける。さらに学校や勤務先に報告されることもある。また、書き込みの内容によっては、停学や解雇といった処分を受けることもある。このように、SNSを使うことには社会的な責任が伴うのだ。これらの危険性を踏まえた上で、どのようにSNSを使っていくべきかを述べていきたい。

SNSの正しい使い方

個人情報の取り扱いに注意
人に知られたくない情報や、見ず知らずの第三者があなたの人物や住所などを完全に特定できる個人情報などを掲載することには慎重であるべきだ。

また、一つ一つの書き込みでは個人を特定できなくとも、SNSに投稿された複数の情報を組み合わせれば、それも個人情報になるので注意が必要だ。例えば、SNSの書き込みに、自身の在籍する大学のことや所属するサークルのこと、アルバイトのこと、自身が通学に使っている駅・路線のことなどが投稿されているとして、これらの情報が組み合わされば、それだけ個人の特定に結びつきやすくなるのだ。特にSNSを複数利用しているユーザーは注意する必要がある。ユーザー名や書き込みの内容などから、それらが同一ユーザーのものだと分かれば、個人を特定するための材料が増えるのだ。

見ず知らずの人があなたの個人情報を探しているという可能性を、絶えず念頭に置くことが大切だ。

設定に注意
Twitter、Facebookでは書き込みなどの公開範囲を設定できる。限られた範囲でSNSを使っていきたい場合は、このような設定を使っていこう。

SNSでは、設定ミスなどによる個人情報の意図しない公開も起こりうる。例えば、TwitterやFacebookには自分の書き込みに位置情報が付記される設定が存在する。また、デジタルカメラやスマートフォンに搭載されているカメラには、GPSを利用して撮影地点の位置情報を写真に付記する機能もある。このような情報が付記された書き込みや写真をSNSに掲載することは、自分の現在地や住所を意図せず明かしてしまうおそれがあるので、設定をオフにした上で、必要に応じて使うべきだ。

以上から、SNSの設定・機能をしっかりと理解した上で使っていくことが大切だ。

発言に注意
「炎上」の原因となる書き込みの一例は、未成年の学生による飲酒・喫煙や窃盗といった犯罪の告白や社会的倫理に反するような発言がほとんどだ。そもそもそのような行為をしてはならないのは当然だ。また、社会的倫理に照らし合せてグレーゾーンに当たるような行為や主張も、積極的に書き込むべきではない。自分では全く問題ないと思った書き込みも「炎上」の火種となることは多々ある。投稿の際には、思ったことを衝動的に投稿するのではなく、これを投稿すると読んだ人はどのように考えるだろうかと、一旦冷静になって考えるという「間」を持つなど細心の注意が必要だ。

そして、「炎上」を増やしているのは、炎を起こしたいユーザーの存在がある。そのような存在がいるということを常に念頭に置いておくことが、SNSを使う上では必要だ。あなたの書き込みを読んでいるのはフォロワーだけではない。炎上させることを目的に、不適切発言を探しているユーザーもいる。そのことを心に留めておく必要がある。

まとめ

このようにSNSには様々なメリットがある一方、常にリスクも存在している。SNSは人とのつながりをつくっていくためには、非常に便利なツールである。そのようなSNSの恩恵を受けたいのならば、「正しい」使い方を意識して、効果的にSNSを活用していく必要がある。

HijichoのSNS

Twitter:@hijicho (https://twitter.com/#!/hijicho)
Facebook:http://www.facebook.com/hijicho

文責

鶴木貴詩 (Hijicho)


関連記事

コメント

    • スパート
    • 2017年 8月 21日

    高校野球は、何が起こるかわからなくて、ビックリさせられてばかりです。日常にこんな先の読めないことを期待しているけど

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Hijicho on Twitter

ページ上部へ戻る