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阪和線VS御堂筋線 仁義なき戦い  ~速くて便利な最強路線はどちらか~


大阪市内南部に立地する大阪市立大学。この市大へ電車を使って通学する者は大きく2つに分けられる。大学に隣接するJR阪和線杉本町駅を使う者と市大の北東に位置する地下鉄御堂筋線あびこ駅を使う者である。阪和線、御堂筋線はともに大阪の南北を貫く路線である。

ここである一つの疑問が生じた。
市大から天王寺、なんば、梅田の3大ターミナルへはどちらが速くて便利なのだろうか。

気になることはとことん追及、調査するがモットーのHijichoメンバーはこの疑問を解決するべく、実際に現地で調査を敢行した。

今回の調査のルール説明

・市大側のスタート/ゴール地点は学術総合センター前(以下学情)、天王寺、なんば、梅田のそれぞれのスタート/ゴール地点は待ち合わせなどでよく使われる場所 (天王寺:あべのハルカス、なんば:なんばマルイ、梅田:時の広場) に設定した。
・市大~杉本町、あびこ両駅へは徒歩で移動とする。
・調査を行う時間帯は平日の昼間とする。

それぞれのルートは下記の地図のとおり
阪和線VS御堂筋線 路線図

第1ラウンド 市大 (学情前) →梅田 (時の広場)

基本データ ※運賃は2014年4月1日改訂版
・阪和線組:学情前-徒歩 (0.4km) -杉本町駅-阪和線 (6.9km) -天王寺駅-大阪環状線 (11km) -大阪駅-徒歩 (50m) -時の広場 総移動距離:18.35km  電車賃300円
・御堂筋線組:学情前-徒歩 (1.2km) -あびこ駅-御堂筋線 (13.4km) -梅田駅-徒歩 (250m) -時の広場 総移動距離:14.85km 電車賃320円

Hijichoメンバーの下馬評
・御堂筋線のほうが距離が短いので御堂筋線のほうが早いと思う。
・ゴールの時の広場はJRの改札口からすぐだが、御堂筋線の改札からかなり離れており、また大阪環状線は快速もあるが御堂筋線は各駅停車。なので阪和線組にも十分勝算あり。

実際にやってみた

photo (4)

阪和線組、御堂筋線組ともに13時5分学情前スタート、時の広場での再会を誓い合った。上記のように杉本町、あびこ両駅へは徒歩で向かう。
阪和線組13時9分杉本町駅到着。さすが大阪市立大学前との副駅名を持つだけあって近い。一方の御堂筋線組はまだ大学を抜けたあたり。あびこ駅まで徒歩で向かうのは遠い。
13時14分発阪和線普通天王寺行に乗車。阪和線組が一歩リード。
13時21分御堂筋組ようやくあびこ駅到着。同23分発千里中央行に乗車。このとき阪和線組は鶴ヶ丘駅で通過待ち。ここから我々は御堂筋線の本気を目の当たりにする。
13時30分阪和線組が先に天王寺駅に到着。しかし同31分御堂筋線組も天王寺駅に到着。あびこからわずか8分で天王寺に到達した。一方の阪和線は倍の16分かかった。ここで形勢逆転。御堂筋線の優勢となった。
阪和線組は天王寺駅で阪和線から大阪環状線に乗り換え。13時37分大和路快速外回り大阪方面行出発。このときすでに御堂筋線組はなんばの手前。すでに勝負あったか?
13時47分御堂筋線組は梅田駅に到着。ここから徒歩で時の広場へと向かう。このとき阪和線組は西九条駅。ここにきて阪和線組が猛攻している。

果たしてゴールの時の広場に先についたのはどちらか・・・
13時52分御堂筋線組が時の広場に到着。市大(学情前)→梅田(時の広場)の戦いを制したのは御堂筋線だった。
阪和線組は13時52分大阪駅に到着、同54分に時の広場到着。御堂筋線組から遅れること2分阪和線組もゴール。天王寺からの環状線の猛攻の甲斐あって想像よりも大きな差は出なかった。

大阪駅 時の広場

結果
・win 御堂筋線 (徒歩の移動時間:21分 乗車時間:25分 電車の待ち時間:2分 計47分)
・lose 阪和線 (徒歩の移動時間:6分 乗車時間:31分 電車の待ち時間:12分 計49分)
御堂筋線は学情~あびこ駅、梅田駅~時の広場の徒歩で移動時間が多く阪和線は乗り換えが必要なため電車の待ち時間が多かった。

第2ラウンド 市大 (学情前) → なんば (なんばマルイ)

基本データ ※運賃は2014年4月1日改訂版
・阪和線組:学情前-徒歩 (0.4km) -杉本町駅-阪和線 (6.9km) -天王寺駅-大和路線 (3.5km) -JR難波駅-徒歩 (700m) -なんばマルイ 総移動距離:11.5km 電車賃220円
・御堂筋線組:学情前-徒歩 (1.2km) -あびこ駅-御堂筋線 (9km) -なんば駅-徒歩 (30m) -なんばマルイ 総移動距離:10.23km 電車賃280円

Hijichoメンバーの下馬評
・なんばだったら御堂筋線が有利。
・御堂筋線の圧勝。

実際にやってみた
阪和線組、御堂筋線組ともに学情前13時7分出発。
13時12分阪和線組杉本町駅に到着。同14分発阪和線普通天王寺行に乗車。今回も阪和線組が一足先に杉本町を出発。

13時14分発 普通天王寺行
御堂筋線組13時23分にあびこ駅に到着。目の前で電車が出発するというアクシデント発生。これからの勝負にどう影響していくのか。阪和線組にも一筋の希望の光が。
13時30分阪和線組は天王寺駅に到着。一方の御堂筋線組はまだあびこで電車待ち。
御堂筋線組ようやく同31分発千里中央行に乗車。阪和線組は天王寺同32分発大和路線快速JR難波行に乗車。阪和線組は最大の難所である乗り換えをスムーズに行えた。これはますます阪和線組優勢か。
13時39分御堂筋線組はようやく天王寺到着。同時刻、阪和線組はJR難波の改札口を通っていた。ここから徒歩でマルイ前へ向かう。JR難波はミナミのはずれにあるため、マルイ前までかなり距離がある。
13時45分御堂筋組ようやくなんば駅に到着。果たしてどちらがマルイ前に先につくのか・・・
13時46分ゴールのなんばマルイ前に先に到着したのは御堂筋線組だった。
おくれること5分、13時51分阪和線組もマルイ前に到着。やはり御堂筋線は強かった。

阪和線組、御堂筋線に5分遅れてなんばマルイに到着

結果
・win 御堂筋線 (徒歩の移動時間:17分 乗車時間:14分 電車の待ち時間:8分 計39分)
lose 阪和線 (徒歩の移動時間:17分 乗車時間:25分 電車の待ち時間:4分 計44分)
御堂筋線はあびこでの待ち時間が長かったものの、阪和線は乗車時間の長さが11分も御堂筋線より長かったため勝てなかった。

第3ラウンド 天王寺 (あべのハルカス) → 市大 (学情前)

基本データ ※運賃は2014年4月1日改訂版
・阪和線組:あべのハルカス-徒歩 (60m) -天王寺駅-阪和線 (6.9km) -杉本町駅-徒歩 (0.4km) -学情前 総移動距離:7.35km 電車賃180円
・御堂筋線組:あべのハルカス-徒歩 (30m) -天王寺駅-御堂筋線 (5.9km) -あびこ-徒歩 (1.2km) -学情前 総移動距離:7.13km 電車賃240円

Hijichoメンバーの下馬評
・天王寺だったら阪和線が勝つと思う。
・今回は電車に乗る距離が梅田やなんばと比べ短いからあびこからの徒歩の時間が大きく影響しそう。

実際にやってみた
あべのハルカス
9時37分あべのハルカスのたもとで戦いの火ぶたが切られた。今まで全敗で何としても勝利したい阪和線組と余裕な表情の御堂筋線組、今回はどちらに勝利の女神がほほ笑むのか。
9時39分御堂筋線組が地下鉄天王寺駅に到着。同41分発御堂筋線なかもず行電車に乗車。
同時刻、阪和線組はJR天王寺駅に到着。御堂筋線組が先に天王寺を出発。
阪和線組は9時44分発阪和線普通日根野行に乗車。御堂筋線組に少し遅れて出発。御堂筋線組は西田辺駅に差し掛かっていた。
9時49分御堂筋線組は早々とあびこ駅に到着。一方の阪和線組は鶴ヶ丘駅で通過待ち。差を広げられた。
10時ちょうど阪和線組ようやく杉本町駅に到着。
はたしてゴールの学情前にはどちらが先に到着するのか・・・
10時3分御堂筋線組が学情前に到着。有終の美を飾った。
阪和線組は遅れること3分、同6分に到着。阪和線、まさかの全敗。御堂筋線、想像以上に速い。

結果
・win 御堂筋線 (徒歩の移動時間:16分 乗車時間8分 電車の待ち時間2分 26分)
・lose 阪和線 (徒歩の移動時間:10分 乗車時間計16分 電車の待ち時間3分 29分)
阪和線は鶴ヶ丘駅での通過待ちが祟って御堂筋線と比べ乗車時間が倍となった。これが敗因であろう.
速さにおいては御堂筋線の全勝という結果となった。もし大学からあびこ駅までの移動に自転車を使うとその区間の移動時間が半減するので御堂筋線の圧勝だろう。

次は電車賃について比較したい。 ※2014年4月1日改訂版

                      御堂筋線                 阪和線
あびこ-梅田  320円  通学定期1か月4880円    杉本町-大阪     300円  通学定期1か月7070円
あびこ-なんば 280円  通学定期1か月4780円   杉本町-JR難波 220円  通学定期1か月5260円
あびこ-天王寺 240円  通学定期1か月4300円   杉本町-天王寺  180円  通学定期1か月3590円

電車賃はすべて阪和線のほうが安いが、通学定期の価格はは梅田となんばは地下鉄のほうが安かった。とくに梅田だと地下鉄とJRの定期代の価格差が2000円を超える。
地下鉄は長距離の定期はJRと比べて割安だといえる。地下鉄=高いという印象を筆者自身持っていたがこの結果には驚いた。

本数や遅延率の比較
本数(平日昼間)
御堂筋線 あびこ駅 8本/h    阪和線 杉本町駅 4本/h
これは御堂筋線の圧勝。さすが大阪の大動脈。阪和線の普通電車は15分に1本しか電車が来ない。

遅延率 (9月1日~26日までに起きた遅延の回数)
御堂筋線 12日 (発煙による遅延) 22日 (人身事故による遅延)  計2回
阪和線 14日 (非常ボタン取扱いによる遅延) 16日 (台風) 20日 (踏切の遮断棒が折れたため遅延) 23日 (人身事故による遅延) 26日 (人身事故による遅延)  計5回
関西の中でも遅延が特に多いとの定評がある阪和線。1月足らずで5回も遅延。対して御堂筋線は2回。また、御堂筋線は長時間運転見合わせることは少ない。定時性は御堂筋線に軍配が上がる。

まとめ
速さ、定時性、本数は御堂筋線のほうが優勢、料金は阪和線のほうが安く済むことが今回の調査で分かった。時間重視なのかはたまた安さを重視するのかは意見は分かれるところだろうが、御堂筋線と阪和線はそれぞれに長所があるので、時と場合によって使い分けるとより快適に移動できるだろう。

文責

町田和紀 (Hijicho)


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