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あなたもできる! サークル結成のススメ


 大学の楽しみといえばやはりサークル活動だ。市大には200近くの課外活動団体が存在する。選択肢が多い分、気に入るサークルが見つかりやすい。しかしながら、どうしてもピンとくるサークルに出会えなかった方もいるだろう。そんな方に、「一からサークルを立ち上げる」ことを勧めたい。その方法は入学時に配布される『Campus Life』の課外活動に関する項目に記載されている。ここでは、課外活動をする学生の相談に応じてくださる学生課(旧 学生支援課)の古田さんと氏家さんから教わった有益な情報とともに、サークルを立ち上げる方法を紹介する。

サークル結成に挑戦!

 新たにサークルを立ち上げるときの手順は表1のとおりである。
 学生サポートセンターの学生課では、毎年4月と10月に団体結成の受付を行っている。あらかじめ結成理由や目的などを学生課の方と相談する。申請書類の提出後、学生担当委員会の承認が得られると、登録団体としてサークル活動が可能になる。

表1 新団体の登録の流れ『Campus Life 2018』46ページから引用

 登録団体になるための原則は二つある。一つ目は「結成時に構成員が3名以上所属していること」、二つ目は「既存の団体と活動内容が重複しないこと」だ。本学には同一のスポーツをする運動系サークルが複数存在するが、これ以上サークル数を増やすと管理が行き届かず、本来一つのサークルに所属するはずの部員が分散してしまうという指摘から、二つ目の原則がつくられた。
 登録団体として認められると、本学内の共用施設が使えるようになる(表2参照)。また、新入生の勧誘やサポートセンター内に設置されているメールボックスの利用、学内掲示板の利用が許可される。

表2 『Campus Life 2018』104ページから引用

登録団体・公認団体に一つずつ割り当てられるメールボックス=サポートセンター1階で
3月22日、橋本崇俊撮影

サークルを作ってからは・・・?

 サークル活動を一年続けると、登録団体の次の段階である公認団体になるための申請を行うことができる。申請には活動報告書などが必要で、これも毎年4月と10月に受付を行っている。公認団体として認められると、大学内の共用施設に加えて専用施設が使えるようになる(表2参照)。また四者連絡協議会に加わることも可能となり、大学からのサークル援助費を得られる対象となる。他大学の部活動団体との交流する際も、本学の承認付きの公認団体になった方がスムーズだ。
 昨年度は10個の登録団体が結成した。毎年およそ10団体が新しく結成するそうだ。また、4月に申込をするサークルには2年生が多く、10月に申込をするサークルには1年生が多いという。
 サークルの立ち上げ方に加えて注意しておきたいのはサークルを存続させることだ。活動部員が0名になったり毎年提出の更新届を出さずにいると、課外活動が認められなくなり、廃部となる。結成時から構成員が変わらず、大学卒業と共にサークルも廃部する例もいくつかあった。これを防ぐためには、毎年新入生を勧誘しサークルの新鮮度を保ち、活動を次世代へ受け継いでいくことが大切だ。
 課外活動に励む市大生の皆さんに向けて、古田さんと氏家さんは「立ち上げたサークルが成長することは大変喜ばしいことです。ですので、サークルが公認団体として承認され、市大の名にふさわしい活動をすることを期待しています。また、立ち上げたサークルが長く続くよう、後輩の勧誘に熱心であってほしいです。現在活発なサークルの中にも初めは少人数から結成したものが多くあります。
私たち学生支援課はいつでも課外活動に取り組む市大生を応援しています」と語った。

文責

橋本崇俊(Hijicho)


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