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チームワークを生かして 第127回ボート祭開催


 第127回ボート祭が、桜ノ宮の大川にて5月19日、20日の二日間開催された。雨の予報にもかかわらず、両日とも過ごしやすい快晴となり、5月の気持ちの良い風を受けながら学生や教職員、市民による70艇ほどのボートが大川を駆け抜けた。

熱戦が繰り広げられた=5月19日、大川にて中村伸二撮影

 また、本学と大阪府立大学のそれぞれの学長を加えた3チームが競う「学長レース」も行われた。勝利を納めた荒川学長は「やはりチームワークが重要ですね。今回は府大の辻学長が欠席なさったので、もし参加されていたら結果は違っていたかもしれません」と話した。

荒川学長率いる市大学長チーム

 大川に隣接したステージでは、青桃会によるライブアート、応援団の演舞、マジックサークルHATによるマジックや落語研究会による漫才などで盛り上がりを見せていた。

 ボート祭関係者や、ステージに携わった団体にインタビューを行った。

 

ボート祭実行委員長 小川聖樹さん

   ――今回のボート祭に向けていつごろから準備されてきたのですか。

   去年の11月から約半年かけて準備してきました。

 ――そのなかで工夫したことはありますか。

   年々参加者が減っており、今回は特に学生の参加者を増やすことにスポットを当てました。大学のイベントなので、学生に多く参加してほしいと考えているからです。具体的には、学生参加者の景品を去年より豪華にしたり、たくさんの部活・サークルに声を掛けたりしました。

 ――今後はどのような大学イベントが開催される予定ですか。

   ボート祭は主に体育会が運営しています。その体育会が主催のイベントとしては、6月に大阪府立大学・大阪市立大学総合競技大会があります。そこでますます体育会の結束力を高めていきたいと思っています。

小川実行委員長

 

ボート部主将 安東秀人さん

 ――ボート部ではどのようにボート祭に関わっておられるのですか。

 スタートの準備や受付ランキングの作成など、当日の行程が滞りなく進むように運営することが主な役割です。ボート部はもともとボート祭を運営するためにできたものなので、そのような面で大きな役割を果たしています。

 ――ボート部としてのボート祭における目的はありますか。

ボート祭を通してボートというマイナースポーツをもっと多くの人に知ってもらい、興味を持ってもらうことです。そのためにも学内はもちろん、学外や地域の方にもっと参加してほしいと考えています。しかし、ボート祭は学園祭であるにもかかわらず、ふたば祭や銀杏祭に比べて参加者がとても少ないといった現状があります。もっと広報を活発に行うなどして、よりたくさんの人に参加をしてもらい、他の学園祭に負けないくらい盛り上がる祭になってほしいですね。

安東主将

美術部青桃会

 美術部青桃会は、開会式で音楽に合わせて絵を描く、ライブアートを行った。ライブアートならではの迫力のあるパフォーマンスは観客を魅了し、バックステージに描かれた絵は両日ともボート祭のステージを飾り立てていた。

 ――パフォーマンスを終えられた感想をお願いします。

 練習のときよりも良い作品ができたので良かったなと思います。

 ――準備にはどれほどの時間をかけましたか。

 絵の構想や練習などをすべて含めて1か月ほどです。

 ――描く場所の分担はどのように決めましたか。

 広範囲を描くのが得意な人や、細かい部分を書くのが得意な人がいるのでそれぞれに合ったところを割り振りました。

 ――今回の絵のテーマは何ですか。

 テーマはボートと桜ノ宮です。そこに森や人なども描きました。

 ――普段はどのような活動をされていますか。

 普段は基本的に個人制作をしています。集団で絵を描く機会はボート祭ぐらいしかないのでボート祭は一大イベントですね。

 ――今回のライブアートは何回生が中心として行っていますか。

 今回は主に3年生が中心になっています。1年生は6月の文化週間の最終週間に初めて行うライブアートがあります。学内で行う予定なのでぜひ見に来てください。

完成した作品と青桃会メンバー

 

応援団

 応援団は出場者へ大きな声援を送り、ステージでは演舞を行った。今回が初めての参加となった1年生に話を伺った。

 ――今日を終えての感想を教えてください。

 応援しているときは思ったより緊張しませんでした。練習の成果を出すことだけに集中できたので良かったです。

 ――本番を迎えるにあたってどのような練習をされたんですか。

 1週間ほどの期間で週に3回、3時間練習していました。まず各パート(リーダー部、バトン部、吹奏部)ごとに練習し、最後に全員で合わせる、という方法で行っていました。

 ――これからの目標を教えてください。

 私たちは、市大生全員から愛される応援団を目指しています。そのためにこれからのイベントに向けて全力で頑張っていきます。また、新入生でバトン部の人がいないのでぜひ入ってほしいですね。募集中です。

応援団1年生

 

文責

伊藤美緒、犬田美穂、大瀧智史、福田夏実、行田美希(いずれもHijicho)


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