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アルティメットサークル颯和に迫る


 アルティメットという競技をご存じだろうか。アルティメットサークル「颯和(さつな)」は今年結成された新サークルである。アルティメットとはどのような競技なのか。そして颯和はどのような団体なのか。そこで、代表である大平航暉さん(経・1年)にお話を伺った。

謎のスポーツ アルティメット

 ——アルティメットとはどのようなスポーツですか?

 アルティメットとはバスケットボールとアメリカンフットボールを合わせたような競技で、フライングディスクというフリスビーのようなものを用いて行います。7人のプレイヤーでパスをノーバウンドで回していき、エンドゾーン内の味方の選手へのパスを成功させると得点となります。また、審判がいない競技でもあります。

 ——それは面白いですね。試合中の判定などはどのようにして決めるのですか?

 セルフジャッジと言って選手同士が話し合って判定を決めます。ここがアルティメットの面白いところですね。

フライングディスク=大平航暉さん提供

アルティメットサークル颯和とは

 ——サークルではどのような活動を行っていますか?

 アルティメットの練習を週3回しています。活動場所は大学内だけでなく、長居公園やあびこグラウンドなど様々な場所で行っています。また、颯和では、練習だけでなく慈善活動も行っています。先月には大学内のごみ拾いも行い、7月にも小学校でアルティメットの普及活動を予定しています。

 ——珍しいサークル名ですね。どのような由来があるのですか?

 颯爽としたプレーの「颯」とサークル内、チーム内の和の「和」からこの名前をつけました。これから少しずつこの名前を広めていきたいと思います。

 ——現在の部員数を教えてください。

 部員は30人で全員1回生です。男子は24人、女子は6人で所属する学部学科もさまざまです。他のサークルや部活と兼部している人も多いです。まだまだ颯和は部員を募集しています。少しでも興味のある方はぜひ体験に来てみてください!

 颯和の集合写真=赤い騎士団前で6月5日、大平航暉さん提供

アルティメットをいざ体験

 百聞は一見如かずということで、筆者もアルティメットを体験した。

 まずディスクを投げてみる。初めの数分は真っすぐに飛ばず、思ったようにディスクを投げることができなかった。しかし「地面に平行に投げてみることを意識してみては」というアドバイスを受け、それに従い投げてみた。すると驚くほどきれいに、そして真っすぐ投げることができた。筆者は運動神経があまり良いほうではないので、十数分投げるだけで安定したパスを送れるようになったのは驚きであり、楽しくもあった。他の部員も初めは私と同じような状態にあったという。また、部員は全て1回生であるので終始良い雰囲気での練習をすることができた。

アルティメットを体験して

 この後サークル内での練習試合にも参加したが、自分のパスが得点につながったり、ギリギリのキャッチが成功したときなどの快感は筆舌に尽くしがたいものがあった。1時間もの体験を通して、筆者もアルティメットの魅力にドップリとはまってしまった。アルティメットは上達しやすい競技であり、大学から始めるの適していると感じた。

 颯和は現在は部への昇格を目指しており、夏には合宿も行う予定だそうだ。颯和のこれからの成長に注目していきたい。

フライングディスクを投げる部員=大阪市立大学グラウンドで5月28日、大平航暉さん提供

文責

土屋拓海(Hijicho)


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