本学当局は4月1日、ワシントン広場(杉本キャンパス本館地区)に俳優のディーン・フジオカさんの銅像を設置すると発表した。フジオカさん生誕40年となる2020年8月の設置を目指す。費用はCollege Englishのクラス分けに使われている共通テスト(通称アイドンノーテスト)の中止や、自転車整理を担当する用務員の雇用調整などといった支出削減によって捻出するとしている。
フジオカさんはNHK連続テレビ小説「あさが来た」で大阪商業講習所(本学の源流)を創設した実業家、五代友厚を演じた。昨年3月、本学で開かれた五代像除幕式に参列したことでも話題を呼んだ。
荒川哲男学長は「五代の像は地味な場所にあるが、フジオカさんの像は目立つ場所に建てられる。市大生は2次試験の時には京都大の『折田先生像』に負けないくらい思う存分飾り付け、受験生を励ましてほしい」と意気込む。
法学部新3年の男性は「お金のないこの大学に銅像はもう必要ない。なぜ当局は予算を(昼休みに混雑する)食堂の増設に充てないのか」と不満を漏らした。
五代友厚像除幕式で祝辞を述べるディーン・フジオカさん=杉本キャンパス本館地区で昨年3月、本学広報室提供
文責
卯月虚太郎(Hijicho)
※この記事は、虚報です。
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