気温が下がり、体を動かしやすい時期が来た。スポーツの秋という言葉があるが、運動系の部活やサークルに所属していないと、なかなかスポーツと触れ合う機会、体を動かす機会は少ないのではないだろうか。そういった人にスポーツ観戦をおすすめしたい。実はスポーツ観戦をするだけで交感神経が活性化し、実際に運動するのと同じような効果が得られるのだ。大阪市内に本拠地を置くプロスポーツチームの中で、この時期に観戦をお勧めする4チームを紹介する。
セレッソ大阪(サッカー)
チーム紹介
1957年創部のヤンマーディーゼルサッカー部が前身となり、1995年にJリーグに加盟。選手の育成に定評があり、ドイツ・ブンデスリーガのトップチームドルトムントやサッカー日本代表として活躍中の香川真司、同様に海外のサッカーチームで活躍中の乾貴士、清武弘嗣はセレッソに在籍していた。また、今でも、山口蛍や柿谷曜一朗など有力選手が多数在籍している。現在、J2で3位に位置しJ1昇格を狙える位置にいる。
練習場
舞洲グラウンドを中心に練習を行っており、練習後は所定の場所でファンサービスを受けることができる。ただし、公式戦前日はファンサービスを行っていない。
試合会場
ホームグラウンドはヤンマースタジアムだ。最寄駅は市営地下鉄御堂筋線もしくはJR阪和線の長居駅である。チケットは3000円~6000円だが、サポーターになると2200円で観戦できる。
公式ウェブサイト https://www.cerezo.jp/
大阪エベッサ(バスケットボール)
チーム紹介
2004年にbjリーグに加入。チーム名のエベッサは商売繁盛の神様である戎様を大阪ではえべっさんと呼ぶことに由来する。キャプテンの今野翔太を中心に走るバスケとリーグ最少失点を誇るチームディフェンスが特徴だ。2016年から新リーグであるB.LEAGUEの1部に参入。現在2勝6敗と厳しい戦いが続いているが、粘り強い戦いでB.LEAGUE初代チャンピオンを目指す。
試合会場
メインアリーナとして此花区にある府民共済SUPERアリーナ、サブアリーナとして池田市五月山体育館やサンエイワーク住吉スポーツセンターを構えている。住吉スポーツセンターは市大から徒歩15分であるため、気軽に観戦に行くことができる。また、市大生なら学生証の提示でチケットを半額で購入できる。ホームタウン応援デーを利用すると大阪市内に在住、在勤、在学していればペアチケットを3000円で購入できる。
公式ウェブサイト https://www.evessa.com/
シュライカー大阪(フットサル)
チーム紹介
2007年に日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加入。大阪府の府鳥である「モズ」を英語にした「シュライク」と「ストライカー」を合わせて「シュライカー」をチーム名とした。Fリーグ加入の翌年から常にリーグ上位に位置し、昨シーズンはプレイオフを勝ち進み準優勝した。今シーズンは得点ランキング1位をチアゴ、2位をヴィニシウス(昨シーズン得点王)と、シュライカー大阪で独占しており、そのリーグトップの得点力で勝利を重ね、リーグ3位に位置している。
練習場
マグフットサル屋内スタジアムで練習を行っており、見学が可能となっている。最寄駅は地下鉄四つ橋線住之江公園駅である。
試合会場
ホームスタジアムは大阪市中央体育館である。サブスタジアムとして岸和田市総合体育館や住吉スポーツセンターがある。11月はホームゲームが4試合ある。学生なら当日券1500円で観戦することができる。
公式ウェブサイト http://shriker.osaka.jp/
NTTドコモ レッドハリケーンズ(ラグビー)
チーム紹介
2008年まではNTTドコモ関西が主体であったが、NTTドコモグループの統合によりNTTドコモのラグビー部となった。トップウェストAリーグに在籍していて、今シーズンは開幕3連勝を飾りリーグ1位をひた走っている。次節に、同じくリーグ1位の大阪府警戦を控えている。チームスローガンは “ 「ALL OUT」すべてを出しきる、やりきる。” である。プレー以外にも社会貢献活動に積極的である。2019年の日本でのラグビーワールドカップ開催に向けて、子供たちにラグビーの魅力を伝えるために大阪市内の小学校で特別授業を行ったり、スポーツアカデミーを開催している。
練習場
ドコモ大阪南港グラウンドで練習を行っている。
試合会場
ホームグランドのドコモ大阪南港グラウンドでは練習と練習試合を行っており、公式戦は行っていない。公式戦の試合会場については下記のレッドハリケーンズの公式ウェブサイトを参照してほしい。
公式ウェブサイト http://docomo-rugby.jp/
今回紹介した4チームのほかにも野球やバレーボールなどのプロチームや、多くのアマチュアチームが大阪市内に拠点を置いている。試合だけでなく、練習を見に行ったり、ファンクラブに入ったりとスポーツ観戦には様々な楽しみ方がある。中学生や高校生の頃にやっていたスポーツを久しぶりに……、イケメン選手を探しに……。動機は何でも構わない。スポーツ観戦を遠いものだと考えずに気軽に足を運んで、スポーツの秋を堪能してほしい。
この情報は10月17日(月)現在のものです。
文責
後藤遼、中村伸二(いずれもHijicho)
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