レンゲdeすみ博が5月5日、住吉大社で行われた。この日は雲ひとつない快晴だった。
レンゲdeすみ博とは?
このイベントは区民主体で毎年こどもの日に開催しているもので、子ども向けの企画が数多く行われている。子ども向けのイベントにすることで、子どもとその親が住吉大社に集まり、地域住民同士が関わることのできる大切なイベントである。
住吉大社の反橋=住吉大社で5月5日、加藤菜々子撮影
どんなことが行われているの?
訪れた子どもたちはこいのぼりの絵付け体験やスタンプラリーなどに取り組み組む。完成したこいのぼりはこの日にしか開放されないレンゲ畑に飾られ、レンゲ畑の中で子どもたちは、レンゲを摘んだり駆け回ったりして遊んでいた。
また、五月殿では小・中学生がヒップホップダンスを、地域住民が南京玉すだれや皿回しを披露した。バルーンアートが披露されているときには、様々な動植物が形作られていく様子を子どもたちは夢中になって眺めていた。
皿回しの様子=加藤菜々子撮影
五月殿前には鎧と兜を着て記念撮影できる場所があり、親は子どもたちを撮影していた。他にも、ひのきをかんなで削ったときに出る薄い木くずであるかんなくずのプールが置かれ、子供たちはプールの中で嬉しそうに遊んでいた。
かんなくずプールを準備する様子=行田美希撮影
Hijichoは何をやっているの?
主に子ども向けにスタンプラリーを行いました。クイズに正解するとスタンプがもらえ、すべてのスタンプを集めるとお菓子がもらえます。このスタンプラリーで住吉大社について知ってほしいなという思いから、クイズはすべて住吉大社に関係しています。
1問目は住吉大社に祀られている神様についてです。住吉大社がある場所はもともと海であり、住吉大社には海の神様が祀られています。
1問目のポイントの様子=中村伸二撮影
2問目は本宮についてです。住吉大社には4つの本宮があるのですが、第4本宮だけ屋根の形が違います。これは第1本宮から第3本宮までは男の神様が祀られており、第4本宮には女の神様が祀られているからです。子どもたちには屋根の形の違いを発見してもらいました。
2問目のポイントの様子=中村伸二撮影
3問目は種貸社についてです。子どもが欲しかったおじいさんとおばあさんが種貸社に子宝を祈願すると、一寸法師が生まれてきたそうです。この言い伝えから、種貸社には子授けの神様が祀られているそうです。クイズでは一寸法師の紙芝居を行いました。
3問目のポイントの様子=中村伸二撮影
一日を通してレンゲdeすみ博は大盛況でした。10月にもすみ博が行われるので、興味のある人は参加してみてはどうでしょうか。
文責
加藤菜々子(Hijicho)
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