5月28~29日の2日間、関西の大学の美術部、芸大生、高校生、社会人が出展する「関西チャリティ美術展」が開かれる。会場では、作品の一部とポストカードが販売され、売り上げは日本赤十字社を通じて震災復興支援に役立てられる。29日には来場者参加型のワークショップもある。会場はA’ワーク創造館 (JR芦原橋駅徒歩5分)。入場無料。
大阪芸術大学・高岡咲紀さんの木版画《チャリティハート》
たくさんの人々の思いを包み込む虹色のハートが、今回のシンボルマークだ。
答えは、参加者・来場者の皆様と一緒に見極めていきたい
「作品展示にワークショップを交えて、人と人とのつながりを再確認できる場所になれば」と語るのは、主催者の谷脇栗太さん (大阪大学美術部) 。復興支援という共通の目的の下に、普段別々に活動している高校生、大学生、社会人、アーティストなど60人以上が集結する。集まる100以上の作品からはお気に入りの作品が見つかるだろう。「創作意欲が刺激されたら、お絵描きワークショップで発散していってください。」
今回の美術展は、長期的な支援につながる活動をしたいというアーティストの思いから実現に至った。様々な分野で活躍する若者の力を原動力として、今後息の長い活動として継続させていきたいと主催者は意気込む。「学生が美術でチャリティを行うということは、芸術によって今何ができるか、学生に何ができるか、善意とは何か、労働とは何かなど、いろいろな問いかけをも孕んでいます。それらの答えは、参加者と来場者の皆様と一緒に見極めていきたい。」
開催要領
関西チャリティ美術展
日時: 5月28〜29日, 10:00〜19:00
場所: A’ワーク創造館 (JR芦原橋駅徒歩5分)
料金: 入場無料 (一部参加費が必要なプログラムがあります)
お問い合わせ
ウェブ
http://charityart.ehoh.net/
ブログ
http://kansaiartcharity.blog38.fc2.com/
http://twitter.com/osakartcharity
(加賀友基)
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