大阪市立大学経営管理課は5月16日、同日から10月末まで軽装勤務を実施することと、学内の空調を原則7月1日から運転することを発表した。軽装勤務と適正冷房の取り組みは例年実施されているが、今年は震災に伴う電力不足に配慮して一層の努力が迫られる。
軽装勤務は10月末まで
軽装勤務は具体的に「ノー上着」「ノーネクタイ」の励行で、10月末まで続けられる。先日環境省の発表したいわゆる「スーパークールビズ」に示されたような、ポロシャツやアロハシャツ等が認められているかは不明だ。賓客対応や表彰式などの公式行事は軽装勤務の対象外。
空調は7月1日から28℃
あわせて空調の運転要領も発表され、運転は原則7月1日からとし、28℃に設定するよう呼びかけている。対象は研究室・教室・事務室等だが、平年を超える気温が観測された5月時点で既に空調を運転している施設もあり、対応にばらつきが出そうだ。
環境省「チャレンジ25キャンペーン」より
環境省では省エネ指南も
2020年までに1990年比温室効果ガス25%削減を推進する、環境省「チャレンジ25キャンペーン」ウェブページ (http://www.team-6.jp/try/coolbiz/28degreescelsius.html) では、ブラインドの使用・緑のカーテンの設置・扇風機と冷房の併用など、冷房の使用量を減らす具体的な方法が紹介されており、部室等の気温管理にも応用できそうだ。学生も一緒に電気使用量の節約に取り組む夏が来る。
文責
加賀友基 (Hijicho)
関連記事
空調止めるかも… 大学が節電行動計画策定
(http://hijicho.com/?p=629)
この記事へのコメントはありません。