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寄稿 ◇ 障害自体を表現力に 劇団態変『天にもぐり地にのぼる』 5月25日から


劇団態変とは

劇団態変は1983年の旗揚げ以来29年に渡り、自身も重度の身体障害者であり、踊り手でもある芸術監督・金満里(※)の「身体障害者の障害自体を表現力に転じ、未踏の美を創り出すことができる」という着想に基づき、身障者自身が演出し、演じる劇団として活動してきました。劇団には市大出身者も数名在籍しています。
(※編集部注:金満里さんは平成14〜19年まで、大阪市立大学で「障がい者と人権Ⅰ」の非常勤講師として教鞭をとられていた。)

この度、メタモルホール (劇団態変アトリエ) において、金満里ソロ公演『天にもぐり地にのぼる』を1公演あたり限定約30名の皆様にお届けいたします。


写真=金満里さん (福永幸治さん (studio epoque) 写す)

矛盾を内包した「龍」の強さ

『天にもぐり地にのぼる』は、舞踏家大野慶人氏の監修を受けて2010年にウィングフィールドで初演を迎え、自身の身体の再生を感じたり、演者である金満里の背後やあらゆるところに人がいるような感覚を観るものに感じさせるほどの、大きなエネルギーが舞台上に渦巻きました。

今回は「狭いアトリエ」という制限を最大限効果的に生かし、超密室で役者の演技を肌で感じる身体表現の可能性を探っていきたいと思います。

本作でモチーフとするのは「龍」。龍は古今東西問わず世界で様々なメタファーとして出現していますが、東西では逆の意味付けがされています。古来から東洋の中国・韓国での「龍」は、王以外の者が服飾に装飾する事は許されないほど超越した力の象徴でした。一方西洋の「ドラゴン」は、モンスターでしかなく悪の象徴でした。天と地とを行き来し、聖と邪、東洋と西洋という相反する対立を超越した不思議な存在である龍。今回の作品では、真白な小蛇が龍へと変容する姿の中に、自らの内に矛盾を抱えて生きるものの強さと美しさを描き出します。本作は2010年3月に大阪で初演し、観客のみならず、マスコミ関係者からも熱い注目を浴びた作品です。今回の再演では関東の方々にも作品の真髄を味わっていただけるよう、更に磨きをかけて臨みます。限定30席という極めて貴重な企画。完売必至です。急ぎご予約ください!


写真=公演のチラシ (HPより引用) (クリックして拡大)

開催要項

題:『天にもぐり地にのぼる』
日時:5月25日(金) 19:30~/26日(土) 16:00~/27日(日) 14:00~
会場:メタモルホール (JR東淀川駅から徒歩3分) (地図はこちら)
チケット
○前売:2,500円 (学生・シルバー) 、3,000円 (一般) 、5,000円 (障害者+介護者ペア)
○当日:3,500円

ご予約・お問い合わせ

●tel:06-6320-0344
●ホームページ上でのチケット予約
http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/form/ticket.html

※限定30名。誠に申し訳ありませんが会場の都合で車イス席は各公演1席です。必ず事前にご予約をお願いいたします。

劇団態変では、現在裏方、黒子、制作、美術、音響、照明などのスタッフを募集中です!舞台づくりに興味のある方、少し態変の舞台裏を覗いてみたいという方、お気軽に上記連絡先までご連絡の上一度稽古場まで遊びに来てみてください。

文責

金里馬 (劇団態変)


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