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銀杏祭実行委員長へのインタビュー!


コロナに振り回された1年半、来年こそは・・・

新型コロナウイルスの影響で、2年ぶりの開催となった銀杏祭。その開催を成功させた前川大学祭実行委員長に直接お話を伺った。

 

 ーーなぜ、今年は飲食店の出店が見送られるなど、縮小した形での開催となったのでしょうか。やはり、新型コロナウイルスの影響が大きいのでしょうか。

 今年度に関しましては、ふたば祭も前日で中止となり、やはり新型コロナウイルスの影響は大学祭実行委員会にとって非常に大きいです。銀杏祭を開催するにあたって、まず模擬店をするかどうか議論しました。飲食店に関しては最初から無理なんじゃないかという意見が強く、大学当局とも話し合った結果、出店を見送ることにしました。

飲食店の姿はどこにも見当たらなかった(2021年10月30日=片山翔太撮影)

 

 ーー大学当局との間で交渉が難航したと思われますが、実際、どういった議論が交わされたのでしょうか。

 まず、開催をするのかどうかという所から始まりました。ふたば祭が前日に中止になった過去の経験を踏まえて、私たち(大学祭実行委員会)は、前日に中止となるような事態だけは避けてほしいと強く要求しました。今回は10月1日時点での感染状況で判断するということで、緊急事態宣言も解除されたのでなんとか開催することができました。今後もこういった枠組みで開催を判断していくことになると思います。

ふたば祭の中止を連絡するtweet

 ーー現在、感染者数の大幅な減少傾向が続いておりますが、大学祭実行委員会として、来年度までに学内でイベント等を開催する考えはありますか。

 大学祭実行委員会として、ふたば祭・銀杏祭を例年と同程度の規模で開催することを目指します。来年には落ち着いているだろうと考えておりますので、大規模で開催できたらなと思います。工事などの関係でできない部分もありますが、新しいふたば祭・銀杏祭を作っていきます。

工事中の8号館前(2021年8月30日=片山翔太撮影)

 

 ーー前川さん自身についてお聞きします。なぜ委員長になられたのでしょうか。

 僕が委員会に入ったのは1年生の12月くらいなんですが、コロナでほとんど活動ができませんでした。先代が引退して、誰がやる?という雰囲気の中で、知らぬ間に委員長になっていました(笑)。

 

 ーー他の幹部の方の役割と人物像を教えてください。

 副委員長が2人いまして、仕事が分かれております。公文書担当とシフト担当です。公文書担当は、実質委員長よりも権限を持っている役職です。具体的には、備品を借りたり、施設を使う際の正式な文書を大学当局に宛てて作成したりします。ものすごく真面目な性格で頼れる右腕ですが、彼が実質の委員長で僕は外交官といった感じです。彼がいなければ今回の銀杏祭も開催できていません。シフト担当は、当日の実行委員の動きを決めるほか、当日の変更にも対応します。自分からガンガン行くタイプではありませんが、ひっそりと寡黙に仕事をこなすタイプですね。その2人には、かなり支えられながらここまでやってきました。他にも企画局や情報宣伝局、協賛や施工(部隊などの設営)などの隊長もいて、それぞれが仕事をしてくれたおかげで開催することができました。クラスター等が発生しなければ、間違いなく成功ですね。みんなのおかげです。

 

 ーー来年度のふたば祭、そして銀杏祭に向けての意気込みを教えてください。

 僕は今年の銀杏祭で引退なので、次の委員長に向けて伝えます。コロナ禍で通常とは違った大学祭を考えることが多くて、来年度は統合があって今までの市大のやり方ではダメな部分も出てくると思います。伝統に囚われることなく、新しく自分たちが一から大学祭を作っていくんだという気持ちでやっていってほしいなと思います。

大学祭実行委員会の皆さん(提供=前川実行委員長)

 ーーインタビューに答えていただいてありがとうございました。

 

文責

片山翔太(Hijicho)


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