学術情報総合センターのツクルマで1月15日、もちつき大会が行われた。これは、表現表象文化論演習Ⅱの授業を受けている学生チームが主体となり開催されたイベントである。参加した学生はもちつき体験をした後、それを食べながら留学のことやそれぞれの国の文化について談笑した。筆者もこのイベントに参加し、学生チームの方にお話を伺った。
イベントの参加者でついたもち=中田万裕さん提供
この表現表象文化論演習Ⅱの授業は、16名の学生が受講しており、その中でイベントの企画を行うグループと、杉本キャンパスの公式キャラクターを考案するグループの2つに分かれている。授業でも学生自身が司会や書記を行って互いに意見を出しあったそうだ。今回のイベントを主催したのはイベント企画のグループである。
このイベントについて岡本和歌子さん(文・3年)は、「もちつき大会は、大学内での留学生と学部生の交流の場になることを目的に企画されたものです。市大内であまりこのような機会がないと感じていたのがきっかけです。もちつきはコミュニケーションを取りながらできる、日本らしいイベントということで案に上がりました。皆さんに楽しんでいただけて嬉しいです」と語った。
談笑している様子=中田万裕さん提供
この授業を行っている大学院文学研究科の菅原真弓教授は、「この授業を通して、社会に出る前の経験として何かと何かをつなぐ経験をして欲しい。さらに素敵な大人になるための一歩になれば嬉しい」と話した。
また、もう一方のグループで進められている杉本キャンパス公式キャラクター作りについて中田万裕さん(文・2年)は、「キャラクターについては今後ポスターやネット上で発表予定です。府市大統合の後も市大らしさを残したい思いからこの話が始まりました。皆さんから意見を集める段階で大変なこともありましたが、とてもやりがいを感じています。キャラクターデザインにはOBの方も関わってくださっているので発表を楽しみにしていて欲しいです」と語った。
文責
福田夏実(Hijicho)
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