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1号館前にヤシの木復活か? 前庭の今後の活用方法とは?


 ワシントン広場として親しまれた前庭のヤシの木が昨年6月に伐採された。ヤシの木が伐採されて芝生が植えられた前庭は、現在どのように活用されているのだろうか。前庭の活用方法を考える団体である前庭ワーキングメンバーの武島侑里さん、中田大貴さん、舟橋未乃里さん(いずれも工・修1年)、法人運営本部施設整備担当課長の大谷みゆきさんにお話を伺った。

 

 ――前庭ワーキングメンバーはどのような活動をされているのですか。

 武島 ヤシの木があった頃はヤシの木が市大のアイコンになっていたのですが、伐採されてからはアイコンがなくなり前庭の知名度も低いです。そこで現在は会議を週に1回行い、前庭が市大の顔、愛される場所となるような活用方法やイベントを考えています。

 中田 8月に行われたオープンキャンパスでは、前庭がフォトジェニックな場所になるよう、風船や段ボールで作ったモニュメントを設置しました。前庭に人が集まったり、SNSに写真を投稿してもらえたりするなど、評判はよかったです。

 大谷 今後、新しい木を植えるのか、ベンチを設置するのかなどを含め、前庭ワーキングメンバーに学生目線の意見を出してもらっています。

オープンキャンパスの様子=武島侑里さん提供

 ――今後どのような活用方法を考えておられますか。

 舟橋 道具を貸し出してバドミントンやバレーボールをして遊んでもらったり、ヨガやラジオ体操をしてもらったりすることを考えています。前庭の芝生は立ち入りが可能ですが、立ち入りにくい雰囲気があるようです。前庭ワーキングメンバーでもサッカーやバレーボールをして遊んだりしています。

 武島 銀杏祭と同時期には、野の花ハウスさんによる屋台の出店・映画の上映・前庭メンバーが デザインした椅子やイルミネーションなどの装飾を行う予定で、入場は無料なのでぜひ学生の皆さんに秋の夜を楽しんでいただけたらと思っています。

 ――現在、大学のシンボルマークにはヤシの木が描かれていますが、今後シンボルマークはどうなるのでしょうか。

 大谷 実は今年度の終わりに、1号館前の植え込みにヤシの木を2本植える予定です。ブラジルヤシという品種で、前庭に植えられていたワシントンヤシほどは高くなりません。ヤシの木が植えられるので、シンボルマークは変わりません。

 ――学生へのメッセージをお願いします。

 武島 多くの学生に芝生を利用してほしいです。激しくない遊びならできるので、ぜひ遊んでみてください。また、銀杏祭と同時期に行われる秋の夜祭りにもぜひ足を運んでみてください。

 中田 Twitterで前庭ワーキングメンバーが前庭の使い方やオープンキャンパスの様子を載せています。ぜひそちらの方も見てみてください。

 Twitterアカウント @ocu_maeniwa

 

前庭で遊ぶ様子=武島侑里さん提供

 

文責

加藤菜々子(Hijicho)


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