レッドブル主催のアドベンチャーイベント、「Can you make it」。携帯もお金もなくレッドブルだけを持って7日間ヨーロッパを旅し、物々交換しながらオランダのアムステルダムを目指すという内容だ。
このイベントへの出場を目指す市大生がいる。大阪市立大学の名を背負い、世界に挑む吉村陽(あきら)さん(経・4年)にお話を伺った。
吉村さんが所属するThe Omatsuri Boysのメンバー=本人提供
Can you make itは世界60カ国以上から200チーム以上が出場する大規模なイベント。日本からの出場は代表3チームに限られる。代表に選ばれるためには、日本で行われる予選の投票期間中に投票数を集め、200を超える日本チームの中で上位3位に食い込まなくてはならない。
吉村さんは高校時代の同級生2人とチームを組み、Can you make itへの出場を目指している。チーム名は「The Omatsuri Boys」。「かっこいいチーム名が多い中で1番ダサい名前。でも覚えてもらいやすいのが1番だと思った」と話す。
吉村さんが出場を目指すのは2度目。2年前、Facebookでこの大会について知り、すぐに興味のありそうな同級生2人に声をかけてチームを組んだ。その時は2000票近く集めファイナリストになったが大会出場はならなかった。
旅行に行くなら当然必要になるはずのお金や携帯も何もなく、見ず知らずの土地で1週間旅をするこのイベント。想像もつかないほど過酷な旅になるかもしれないが、吉村さんは「想像できてしまうことは面白くない」と語る。家族や友人など周りの人々の応援を無駄にしないよう、大会に出場し2年前のリベンジを果たしたいという。
「ユーチューバーや有名私立大学など拡散力が強いチームに負けず、大阪市立大学の名前を残してみせたい」と意気込みを語った。
以下のURLから投票できる。投票期間は2月21日まで。
https://canyoumakeit.redbull.com/ja/applications/8288/
文責
行田美希(Hijicho)
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