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おもろい学生おりまっせ! ◇第18回~就活お役立ち 保城秀太~


 「おもろい学生おりまっせ!」は、大阪市立大学で活動している個性あふれる大学生を取り上げ、紹介していくコーナーです。「市大に存在する興味深い学生の素顔に迫り、学生同士の興味・関心を誘発させること」をコンセプトにしています。

 

 皆さんはTwitterにて本学の学生向けに就職活動(以下就活)に役に立つ情報を発信しているアカウントをご存じだろうか。18回目となる今回の面学では、大阪市立大学就活お役立ち(@ichidai_shukatu)」を運営している保城秀太さん(工・修2年)にお話を伺った。

ポーズを決める保城さん=10月3日、谷口結梨果撮影

 

 ――Twitterではどのような情報を発信しているのですか?

 主にインターンに関係した情報や、不安に思う人が多いであろう面接についての対策、自己分析の仕方、さらに企業分析や業界分析を発信しています。

 ――文章だけでなく動画でも発信しているのですよね。

 動画は情報量が多いのに加え、文章を読むだけよりも理解が深くなると考えています。初めて動画投稿をする際は周りの反応も気になりましたが、動画投稿後もあまり周りから反応が無かったのでもう「好きにやったれ!」と思って動画投稿を続けていますね。

 ――活動を始めた経緯を教えてください。

 僕は今年の6月に内定をいただいたのですが、就活にとても苦労したんですよ。就活をしていたとき、本当に様々な情報を集めていました。そのような蓄積させてきたものも就活が終わればまったくもって無駄になるじゃないですか。この知識を使わなくなるというのはもったいないなと感じていたんです。そう考えていた時期に「大阪市立大学お役立ち」(Twitterにて本学のポータルサイトに掲載されている情報を発信しているアカウント)のアカウントを運営する方と関わる機会があり、そのようなアカウントを作ってみないかと誘われたのがきっかけですね。

保城さんの運営する「大阪市立大学就活お役立ち」

 ――市大生の就活事情について教えてください。

 まず、関関同立などの大学はお互いの結びつきが強いのに対し、市大は他大学とのつながりが府大以外にはあまり無いなと自身の就活を通して感じました。外部から得られる情報が少ないという点で苦労する人が多いように感じます。また、市大は就職実績などからもわかるように公務員志望の人が多いため、比較的企業情報等のニーズが低いというのもその要因ですね。また、自身の活動で多くの就活生とも関わったのですが、その方々からも不安だという漠然とした気持ち、自分の就活を肯定されたいという気持ちを感じました。これは就活の面で頼れる人がいないからこそ出てくる考えだと思っています。自分に自信が持てない故に周りに情報が共有できないという状況も情報不足に繋がっているんじゃないでしょうか。

 ――座右の銘はありますか?

 「前に逃げろ」ですね。毎日過ごす中でどうしてもやりたくないことをやらなければいけない、というときってありますよね。そのようなことを先にやって楽になろうと一歩踏み出す時にこの言葉を自分に言い聞かせてますね。逃げることは悪いことではないと思っています。逃げる方向を間違えないことが大事ですね。

 ――もし20万円を使えるなら何をしますか?

 2つ使い道を考えました。1つ目は20万円をただ使うのではなく、増やすという手です。僕がしている活動のように、今の時代はあまりお金が無くてもできる活動って結構多いんですよ。だからこそ、そこにお金を使うことで更に多様な活動ができると思っています。2つ目は逆に、思い切ってあることに全額を投入するという手も考えました。僕の活動をまだまだ知らない、または知っていてもあまり興味がないという人は少なくないんです。そこで、多くの人に注目してもらうために誰もしたことが無いことに20万円を使います。例えばヘリコプターを借りて彼女との待ち合わせ場所に行く、とかですかね(笑)。こんな変なこと普通は誰もしないですよね。それをあえてするような人がいれば、周りから「この人は面白い」といったような評価を受けることができ、注目してもらえると思います。また、自身への評価が変わることは様々な人に関われるきっかけにもなりますね。

取材を受ける保城さん

 ――就活前、就活後の市大生へ言いたいことはありますか?

 他人を気にするなということを何よりも伝えたいです。例えば就活後の学生で自分の就活結果があまり良くなかったという人もいるでしょう。でも、だからといって他の人にアドバイスをする権利が無いなどということは全くありません。これまで頑張ってきたことを後輩達に教えてほしいですね。僕自身も理系の院まで行って文系の就職先を志望しました。この選択をした後の就活はめちゃくちゃ怖かったです。でも、そこで自分が何をしてきたいのか、就職後にはいったいどういう世界があるのかということを知るのは今後生きていく上でとても大切だと思いますね。就活をする際は自分の意思というものを大切にしてほしいです。

文責

土屋拓海(Hijicho)


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