写真=こいや祭りでの様子
9月12日(土)、13日(日) に大阪城公園・太陽の広場で開催されたよさこい踊りの大会「こいや祭り」にて、大阪市立大学チーム朱蘭が準大賞に選ばれた。この大会は2000年から毎年開催されており、全国から100団体程度の学生チームや市民チームが参加している。朱蘭9代目代表の今橋拓志さん (文学部言語文化学科3回生) に今回の大会や朱蘭についてお話を伺った。
写真=今橋拓志さん (中央)
- 準大賞に選ばれた感想をお聞かせください。
今年の朱蘭の目標がこいや祭りでの大賞を目指すことだったので、「悔しかった」というのが率直な感想です。でも時間が経つにつれて、準大賞を獲得したという嬉しさが込み上げてきました。準大賞に選ばれたのは、朱蘭が設立されて以来、過去最高の記録でした。大会前、別の祭りなどに参加し、そちらの練習もあったので、こいや祭りのための練習は4、5回ほどしかできませんでした。その中で準大賞を獲得したのはとても嬉しかったです。
- 踊りをつくっていく上で苦労することは何ですか。
演舞をつくっていくとき、衣装班や振付班など様々な班があり、お互いに良いものを目指します。そのときに意見が衝突することも多々ありました。だから僕は、それぞれの班長たちと意見を調整することに徹しました。それが苦労したことです。
- よさこいの魅力を教えてください。
賞を狙う、狙わないにかかわらずいろんなチームがあるのですが、どこのチームにも笑顔があり、元気づけられるものがある。そこが魅力だと思います。
僕たちのチームの目標は、チームとして一つのことをみんなでやる楽しさを味わい、踊りを楽しみ、人を元気づけることです。踊り終わった後の達成感がたまりません。
-朱蘭という名前の由来はなんですか。
結成日である5月17日の誕生花が「紫蘭」であることに、市大のスクールカラーである「朱色」を取り入れて命名されたそうです。
- 今後の目標はなんですか。
毎年、成績に浮き沈みがあり、うまくいけないこともあります。なので、毎年こいや祭りでフィナーレに残れるような「強豪」と呼ばれるチームになってほしいです。後輩に対しては、「ついてきてくれてありがとう。1、2回生たちも頑張ってくれたから取れた賞だ。来年は大賞を獲ってほしい!」と思っています。
写真=準大賞演目「錦」
文責
大司雄大 (Hijicho)
丹下舜平 (Hijicho)
写真
大阪市立大学チーム朱蘭提供
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