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前期入試実施 3600人が試験に臨む ~志願者数は前年に引き続き減少~


25日に平成27年度前期個別学力検査が実施され、約3600人の受験生が試験に臨んだ。

平成27年度の入試志願者数は、大阪市立大学学生支援課入試担当によると、学部一般入試の募集定員1,375人に対し5,901人が出願し、全学部・全日程の志願倍率は4.3倍となり、昨年の志願倍率4.6倍から微減した。対前年指数は93.4であった。

日程別では前期日程は3.1倍(昨年度3.2倍)、後期日程では11.4倍(昨年度12.9倍)となり、どちらも減少した。
学部別では商学部3.8倍(昨年度3.1倍)、経済学部2.9倍(同4.0倍)、法学部4.5倍(同4.6倍)、文学部5.1倍(同4.8倍)、理学部4.5倍(同6.3倍)、工学部5.9倍(同6.2倍)、医学部3.4倍(同3.8倍)、生活科学部3.4倍(同3.3倍)となった。文系学部では、商学部、文学部の志願者が増加したが、経済学部、法学部の志願者は減少した。一方、理系学部は生活科学部の志願者が微増した以外は、すべての学部で減少し、特に理学部の前期日程で前年比3割減と大きく減少した。
前期日程で最も志願倍率が高かった学部・学科は工学部電気情報工学科で4.7倍(昨年度4.2倍)、後期日程は工学部機械工学科20.4倍(同26.2倍)であった。

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なお関西圏の他の主要な国公立大学の志願倍率は京都大学2.8倍(対前年度指数96.2)、大阪大学3.2倍(同100.5)、神戸大学4.3倍(同99.0)、大阪府立大学7.6倍(同94.7)、大阪教育大学4.1倍(同99.5)、和歌山大学4.6倍(同93.5)となり、多くの大学が横ばい、微減となった。

出願は1月26日(月)~2月4日(水)の10日間郵送で受け付けられた。前期試験は2月25日(水) (医学部医学科は2月26日(木)に面接を実施)、後期試験3月12日(木)に行われ、それぞれ3月9日(月)・23日(月)に合格者が発表される。

前期試験当日、受験生たちは緊張した面持ちで杉本町駅から試験会場へ向かっていたが、知っている予備校や高校の先生から激励を受けると、嬉しそうに微笑んでいた。その様子を見て、筆者が受験生だった時の記憶を思い出し懐かしい気持ちになった。その日、筆者が最も印象に残ったのは受験生である息子を見送る父親の表情である。少し心配そうな、けれども息子を信じている、そんな表情であった。受験生たちの努力が実を結び、春に会えることを楽しみにしている。

IMG_4648写真=受験当日の様子 (山原写す)

関連リンク先

大阪市立大学 平成27年度一般入試出願状況
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/admissions/undergrad/situation

文責

山原 怜太朗 (Hijicho)


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