大阪市立大学では、毎年盗難の被害が後を絶たない。今回は学生支援課の職員に話を伺い、2012年度に市大で起こった盗難事件をまとめてみた。
下にある表が、2012年度本学に「盗難届」のあったものである。
被害の日時 被害の場所 盗難物 概要 4月 830教室 財布・電子辞書 トイレに行っている間、教室に放置。 4月 第2体育館横のサークル棟 鞄 (財布・携帯等入) 自転車のかごに入れて、5分ほど放置。 4月 グランドハウス男子更衣室 現金3000円 体育の授業中、更衣室から財布の中身だけ抜き取られる。 4月 理工地区自転車置き場 自転車 鍵は施錠していた。 5月 スポーツハウス部室前 財布 自転車のかごに入れて、20分ほど放置。 5月 スポーツハウス男子更衣室 現金4000円 体育の授業中に抜き取られる。 8月 旧教養地区部室 ヘルメット・手袋 鍵が壊され盗難。後外部犯人逮捕。 8月 プール女子更衣室 財布 施錠なし。更衣室に戻ると無くなっていた。 8月 旧教養地区部室 財布 放置していたら、無くなっていた。 10月 生科棟前の駐輪スペース 自転車 盗難前日の夕方に施錠せずに帰宅。 10月 830教室 鞄 (財布・教科書等入) トイレに行っている間、5分ほど放置。 10月 844教室 鞄 (財布・教科書等入) 5分ほど席を外している間に無くなっていた。 1月 811教室 鞄 (財布、現金10000円等入) トイレに行っている間に無くなっていた。 1月 813教室 鞄 (財布、現金12000円等入) トイレに行っている間に無くなっていた。 2月 学情正面玄関前 自転車 ダイヤル錠で施錠していた。
盗難の被害は圧倒的に置き引きが多い。しかも、トイレに行っている間などほんのわずかな時間で盗られている。また、これはあくまで届出があったものだけなので、実際の盗難件数はこれを上回ると考えられる。そのため、鞄などの荷物はできるだけ肌身離さず持っておくことが大切である。
大学では、このような盗難被害を受けて日常的に注意を促す掲示をしている。さらに、2012年度からは不定期に放送でも注意を呼び掛けている。しかし、大学からの注意喚起には限界があるので、最終的には学生自身の意識が重要になってくると支援課の職員は話していた。
結局はすべて自己責任なので自分の所持品は自分でしっかり管理しようということである。みなさんも、改めて盗難に対する注意を徹底してほしい。
文責
松本慎也(Hijicho)
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