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第3回長居バル、開催!


第3回長居バルが、5月25日(土)~26日(日)にかけて行われる。
バルとは、街を上げての食べ飲み歩きイベントである。参加者は4枚綴りのチケットを買い、飲食店を回り、各店舗でドリンクとフードのセットメニューを味わうことができる。余ったチケットでおみやげを買うこともできる。インターネットの検索では出てこない穴場のような飲食店を発見できるかもしれないし、普段歩かない街を歩くことで、地域に対する愛着も湧くだろう。

第3回となる今回は約30もの店舗が参加するほか、大阪市立大学の学生も多く関わる。今までで最も規模が大きく、参加者の層も広い。イベントに参加する市大生の声を集めてみた。

長居バル

イベント運営に関わる市大生

ボラカフェ (大阪市立大学ボランティアセンター) は、主に市大での宣伝担当と当日のバルスタッフの2つの役割で関わる。

「市大のサークルが地域の活動に参加することは、素晴らしいことだと思います。それだけ地域の人が市大生の参加を楽しみにしているということですし、これからも積極的に参加して欲しいです。長居バルは、今回から新たに始まるサブイベントもあり、今までで最高の長居バルにします。皆さんも楽しみに来てください!」とボラカフェの中村誠都さん (生・2) は語る。

ここでしか見れない、音と絵のコラボ

美術部青桃会とJAZZ研究会は、前回に引き続き、音楽とライブアートのコラボを披露する。

美術部青桃会の池崎沙耶加さん (生・3) は、「去年ボラカフェからお話を頂いたのがきっかけで、今年もライブアートをさせてもらえることになりました。ライブアートの面白さをみなさんに伝えることができたらいいなと思います。学内だけでなく、学外でイベントをしてたくさんの人に見てもらえることはとても貴重なので、どんどん地域のイベントに参加していきたいです。また、市大の部活、サークルが参加しているイベントは他の市大生も興味を持つだろうし、とてもいいと思います。」と言う。

JAZZ研究会の根岸勇人さん (文・3) も、「長居バルは、学校から近いので、JAZZ研としても参加しやすいというのが魅力です。学内の人だけでなく一般の人にも見てもらう良い機会なので、出演を決めました。大阪市立大学は、地域に根ざした大学です。地域のみなさんも親近感を持ってくれているので、学生側からも積極的にアプローチしていくのがよい思います。地域の人には、学祭などを通じて知ってもらいたいですね。文化系サークルや音楽系サークルは、学外での成果を上げやすい体育会のサークルと比べて、学内でのイベントにとどまることが多いので、このように学外でやるのはよいことで、むしろこちらから声をかけてもよいくらいだと思います。ジャズの演奏にも通じることなのですが、お互いに関わり合うことが大事だと思います。」と、長居バルに寄せる想いを語った。

住吉区についてどう思うかを尋ねたところ、「活気があって住みやすい町だと思います。隠れ家的なお店が多く、自転車に乗ってぷらぷらーっと探検したくなりますね。」と池崎さんは言う。

根岸さんは、「市大生は、住吉区と言ってもよくわからないですよね。杉本町、あびこくらいは知っていても、住吉区の他の地域はあまり知られていないです。でも、住吉区の地域の方は、市大を認識してくれていると思うので、市大生ももっと地域のことを認識しても良いのではないでしょうか。長居バルは、そういう機会の一つになると期待しています。」と言った。

アカペラの生演奏も

アカペラサークルAccordは、1日目の25日(土) 15:00から、長居バル本部横でアカペラライブを行う。今回は3組のバンドがそれぞれ曲を披露する予定だ。

市大のサークルが地域のイベントに参加することについて、Accordの中田有香さん(法・3) は、「大学という枠内にとらわれず、多くの人と交流することから学べるものはたくさんあると感じます。“講義”という勉強だけでなく、社会を知るといった勉強が身近でできるという意味で、学生にとって意義のあることだと思います。住吉区は、そのような機会も多く、学生にとって恵まれた環境であると感じます。Accordとしても、アカペラを知らない人の前で披露することで、より多くの人たちにアカペラをしってもらいたいと思い、参加させていただきます。今までに参加させていただいた地域のイベントでは、終了後に「よかったよ!」などと声をかけていただく事が多く、それがとても嬉しくて、ということも理由の一つです。」と言う。

手作りスイーツのおみやげを

フタマル ~TABLE FOR TWO 大阪市大~ は、おみやげバルとして本部横に出店する。おみやげバルとは、チケットを持ち帰り用のお菓子やパンに交換できるもので、フタマルは手作りのスイーツを出品する。売り上げの一部は TABLE FOR TWO を通じてアフリカに寄付され、アフリカの子どもたちの給食になる。

フタマルの広田栞さん (生・3) は「このような外部のイベントに出店することで、 TABLE FOR TWO の仕組みを学生だけでなく地域の人にも知ってもらうことができるので、素敵な機会だと思います! TFT は一般の商品にも取り入れられている仕組みですが、学生がやっているということで注目してもらえ、知ってもらうきっかけになるのではないかと思います。住吉区には、このような地域と大学生が関わるイベントが数多くあり、学生の活動を知ってもらうことができるので、いいと思います。これからもこういう活動が出来ればいいですね。」と言う。

イベントを通じて、ちょっとしたボランティア

CHOVORA!!は、ごみ拾い、エコキャップ回収、フェアトレードという3つの活動を長居バル中に行う。

ごみ拾いチームは、25日(土) 13時~13時45分、「クリーン大作戦」と称して、飲食店の方や地域の方を巻き込んで長居バル本部周辺のごみ拾いを行う。担当の上田浩史さん(工・3)は、「ごみ拾いは、長居バルの宣伝も兼ねており、前回の長居バルにも参加しました。地域の人と活動するのはあまりない機会なので、活動の幅が広がります。有名な言葉で、『一回でもごみ拾いした人はポイ捨てしない』というのがあるんですが、この機会に普段することがない人たちにも体験してもらいたいと思いますね。」と言う。

エコキャップチームは、本部に回収ボックスを設置し、エコキャップについての説明やビラの配布を行う。担当の池田愉歌さん (文・3) は、「前回、他の地域のイベントにも参加したのですが、地域の人もエコキャップの回収にとても協力的でした。 (回収ボックスを) 出さなかったら『今年はやっていないのか』と尋ねられたこともあったので、できるだけ地域のイベントには参加するようにしています。学生も活動したくて場を探しているし、地域としても学生によってイベントがにぎやかになる。需要が合致し、お互いにメリットがあるならいいことだと思います。エコキャップという簡単な行動を通じてのボランティアに地域の人が協力してくださるのは嬉しいです。」と思いを述べた。

フェアトレードチームは、おみやげバルとして雑貨や食品などのフェアトレード商品を販売する。「CHOVORA!!として、長居バルを通して地域の方と関わり、つながりを増やしていきたいですね。特にFTチームとしては、フェアトレードを地域の方々に知ってほしいという想いと、実際におみやげバルのチケットをフェアトレード商品と交換してもらって、発展途上国の力になってほしいという想いがあります。」と担当の井上智世さん (商・3) は言う。

「住吉区は自分たちで営業している店同士、地域同士のつながりを作ろうとしているのを感じます。自分たちの仕事を通じて地域を盛り上げる姿勢は素敵です。大学生にも手厚くサポートしてくれるのは当たり前ではなく貴重なことだと思うので、地域の人の期待に応えられるように頑張りたいですね。」と池田さんは言う。

市大生も多く参加する今回の長居バル。是非足を運んで、楽しんでほしい。

イベント概要

<日時> 2013年5月25日(土)・26日(日) 15:00~
<場所> JR長居駅・地下鉄長居駅周辺
チケット 1冊 4枚綴り/前売り券:2,800円 (当日券:3,300円)

詳細

長居バル (http://nagaibar.com/)
チケットの購入方法なども、こちらからご覧いただけます。

文責

長澤彩香 (Hijicho)


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