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2016年度四者協執行部に迫る! vol.2


 

 2016年度の四者協執行部が決定した。

 四者協とは、応援団、体育会、音楽系サークル協議会、文化系サークル連合から成る四者連絡協議会の略称である。大阪市立大学最大の学生団体であり、学内で唯一大学側との折衝権を持っている。市大の課外活動を盛り上げ、牽引してくれる重要な存在だ。

 今回は、新たに選ばれた2016年度四者協執行部の音楽系サークル協議会委員長 (以下音サ委員長) と、文化系サークル連合委員長 (以下文サ委員長) を紹介する。

 

2016年度音サ委員長 山口恵美さん

(所属:文学部3年・軽音楽部)

図1

写真=山口恵美さん (本人提供)

 

― 音サ委員長に任命され、どのようなお気持ちですか。

 私が音サ委員長を務めることは1年前から決まっていたので、音サ委員長になったという実感があまりありません。実際に活動してみて、わかってくると思います。

 

― 音サ委員長として今後どのように取り組んでいきたいですか。

 四者協執行部の一員として、大学行事を盛り上げていきたいと思います。また、大学祭実行委員会とも積極的に協力していきたいと思っています。昨年1年間だけ、実行委員会のメンバーだったのですが、私が思っていた以上に楽しく活動できました。もっと市大の多くの人に、大学祭実行委員会について知っていってもらえたらなと思っています。

 

― これまでの市大生活で印象的だったことは何ですか。

 やはり大学祭ですね。私は軽音楽部でギターを弾いているのですが、教室でのライブに出演したり、野外ステージのライブを見たりしたことが思い出に残っています。また昨年の銀杏祭ではMONTOBAという企画を担当したのですが、自分の好きなバンドを呼ばせていただき、とても印象に残るものとなりました。

 

― 市大の好きなところ、こうなったらいいなと思うところは何ですか。

 好きなところは、やるときはやるという学生が市大には多いということです。

こうなったらいいなと思うところは、自分も含めなのですが、積極性がある人がもっと増えたらいいなということです。良くも悪くもまとまっている感じですね。ふたば祭や銀杏祭にも積極的に来て欲しいと思います。

 

― 好きなこと、特技は何ですか。

京都のバンドが特に好きで、ライブによく行きます。ライブハウスで生演奏を聴くのは、音源で聴くのと大違いですね。また、プロのバンドの方は会場の雰囲気作りもとても上手です。

 

― 座右の銘を教えてください。

 伊坂幸太郎の小説「重力ピエロ」に出てくる「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」というフレーズが気に入っています。重要なことほど相手を動揺させないようにする心構え、そして明るくふるまうことが大切だと思います。

 

2016年度文サ委員長 直野匠さん

(所属:商学部3年・部落問題研究会)

図2

写真=直野匠さん (本人提供)

 

― 文サ委員長に任命され、どのようなお気持ちですか。

 「決まったなぁ」という気持ちです (笑) 前の文サ委員長である柊さんから、委員長就任を打診されていました。忙しいことなどを聞いていましたが、活動が活発ではないという文サの現状を変えたいと思い、就任することにしました。

 

― 文サ委員長として今後どのように取り組んでいきたいですか。

 体育会や音サに比べて、文サは多種多様な部活・サークルが所属していますが、各団体間のつながりが弱いという事態を招いています。文化週間や人権週間の際にコラボなどをして、各団体間のつながりを創出したいと考えています。また大学祭がさらに盛り上がるよう努力していきたいと思います。

 

― これまでの市大生活で印象的だったことは何ですか。

 HRDPの活動の一環として、西成区の野宿者の支援活動をしたことです。具体的な支援活動は年2回の炊き出しです。自分は大学に入るまで愛媛県の田舎で育ったため、都会である大阪に憧れを抱いていました。しかし、大阪に貧困の地区があることや、野宿している人がいるということを知り、衝撃を受けました。とても興味が湧いたので、自分の目で確かめてみようと思いました。実際に行ってみると、暗い雰囲気を肌で感じました。周りの人々は「危ない」というイメージを持っているかもしれませんが、そうは思いませんでした。それから、自分に何か出来ることは無いかと思い、継続的に訪れることにしました。他の団体も西成区で支援活動をしています。

※HRDPとはHuman Rights & Diversity Projects 〜人権と多様性を考える学生企画〜の略称で、『部落問題研究会』と『障害と多様性を考える会「バタフライ」』と『ジェンダー研究会』の3つのサークル連合である。

 

― 市大の好きなところ、こうなったらいいなと思うところは何ですか。

 好きなところは、学情がすばらしいことです。また教員と学生の距離が近いと感じます。また、市大生は全般的に優しくて、マナーを守る印象です。

 こうなったら良いなというところは、市大生にもっと積極的に行動してほしいということです。環境の問題という面もあるとは思いますが、現状に満足することなく声を上げて欲しいです

 

― 好きなこと、特技は何ですか。

 好きなことは、旅行です。昨年の春休みに、青春18きっぷで東北まで行きました。時間のある大学生のうちに、のんびりと旅行してみて欲しいですね。また昨年の11月にはベトナム研修に行きました。語学の壁にぶつかりながらも、仲間と過ごした初めての海外はとても楽しかったです。

 

― 座右の銘を教えてください。

 座右の銘は「粘り強さは福を呼ぶ」です。大学受験の時、市大はD判定でした。しかし、本番まで努力を続けた結果、合格することができました。何ごとも最後まであきらめずに粘り続けると良いことが起こると実感しました。

 

文責

山原怜太朗 (Hijicho)


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