平成28年度入試5857人が出願～前期日程は増加、後期日程は減少～

　大阪市立大学学生支援課入試担当は8日、平成28年度学部一般入試出願状況の最終確定値を発表した。一般入試の募集定員1372人に対し5857人が出願し、全学部・全日程の志願倍率は4.3倍となり、昨年度よりも出願者が44人減少した。
　日程別では前期日程は昨年度よりも130名多い3749名が出願し、志願倍率は3.2倍 (昨年度3.1倍) 、後期日程は昨年度よりも174名少ない10.5倍 (同11.4倍) となった。
　学部別では法学部4.8倍 (昨年度4.5倍) 、商学部2.7倍 (同3.8倍) 、経済学部3.5倍 (同2.9倍) 、文学部4.6倍 (同5.1倍) 、理学部4.7倍 (同4.5倍) 、工学部6.0倍 (同5.9倍) 、医学部3.2倍 (同3.4倍) 、生活科学部4.1倍 (同3.4倍) となり、法学部、経済学部、理学部、工学部、生活科学部は昨年度よりも志願者は増加した。一方、商学部と文学部は志願者を大きく減らした。
　最も志願倍率が高かったのは前期日程、後期日程とも工学部建築学科で前期日程5.0倍 (昨年度4.0倍) 、後期日程が22.0倍 (同18.8倍) だった。
　出願は1月25日 (月) 〜2月3日 (水) の10日間、郵送で受け付けられた。前期試験は2月25日 (木) (医学部医学科は2月26日 (金) に面接試験) 、後期試験は3月12日 (土) に行われ、それぞれ3月10日 (木) ・23日 (水) に合格者が発表される。