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寄稿連載 ◇ 就職活動に「失敗」したからこそ、伝えたいこと (第3回) ~ルポ★就活体験記②―知られざる人事面接までの道のり~


エントリーシート (ES)

これが、何を書けばよいのか分からず、就活生が最初に悩む点だと思います。ESは ①Web ②郵送 ③説明会等で直接記入、 の3パターンがありますが、多くの大手企業は、プレエントリーしている学生にまずWebで提出させることで、「本エントリー」として選考を受け付けます。大手企業では締切日も何回かに分けて設定される事が多く、「早めの締切で提出するほうが採用枠も多い」という噂もあります。(個人的にもこれは事実かと。内定辞退をしない、志望度の高い学生を採用するため、最初の締切ほど採用枠は多いと思います。)

中小企業の場合は採用人数が少ないので、Webや郵送の締切は1回&採用人数に満たない場合に追加募集、また説明会で直接記入させて全員本エントリー扱いなど色々なパターンがありました。

自分だけの自己PRと志望動機を

ESはいわゆる「自己PR」と「志望動機」がメインであり、各々200~600字の範囲で書かされる事が多いです。「自己PR」とは自分の長所を1つ挙げて説明することだと思います。就活本やネットで見本はたくさん手に入りますが、その人の経験で説得力をもたせるのも重要なので、他人のものは基本的に使えません。仮に見本と同じ長所にするとしても学生時代に経験してきたことは違いますから、内容は個々人で考える必要があります。

「志望動機」は、もっと難しいです。志望動機は、相手をよく調べた上で1社ずつ書かなければなりませんから。私の場合は参考書を読むよりも、基本的には自己流の志望動機を書き、周囲のアドバイスをもらっていました。

私は面接のフィードバック (選考に進む上でそれまでの評価を教えてくれる会社が稀にある) で「志望動機が弱い」と指摘されたこともあるくらいなので、これは私の弱点だったと思います。大手メーカーは変化球の質問も多く、通過率も低かったです。(通過率は業界によって大きく異なる様子。金融は通りやすいと聞きます。)

他人の目を大切に

面接の時、面接官がESを読み込んで下さっているとは限らず、初見でさっと目を通すだけの場合もあります。内容が大切なのはもちろんですが、少なくとも人事の方がすぐに理解できる程度に、論理性のある簡潔な文章に仕上げるよう、他人のアドバイスをもらいましょう。また大抵の場合、ESの詳しい内容は面接で掘り下げられるので、他人にESを見てもらった時「掘り下げて質問したくなる箇所」も聞いておけば、良い面接対策にもなると思います。

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