学術総合情報センター1Fロビーで、12月6日~20日、12月21日~1月17日 (日曜・祝日休館) の2時期にわけて、博物館実習Ⅰの企画展を行っています。大阪市立大学では初となる学生による実習展示で、前半は「70年前のキャンパスライフ~大阪商科大学時代の学生たち~」、後半は「20XX年地震発生―南海トラフ巨大地震に備えて―」というタイトルで、それぞれ約2週間ずつ展示を行う予定です。
現在行われている展示「70年前のキャンパスライフ~大阪商科大学時代の学生たち~」では、昭和10~16年に大阪商科大学予科・本科に在籍した高尾弥三郎氏が大阪市立大学大学史資料室に寄贈した資料を主に用いました。大阪商科大学で配られた配布物やアルバム、帽章、阪和電鉄定期券など当時の学生生活の様子がよりリアルに読み取れるものとなっています。
70年前の学生生活はどのようなものであったか、今と異なるもの、そして大阪商科大学の中にある今と変わらぬものを見つけることで、大阪市立大学のアイデンティティを考える手がかりになるのではないでしょうか。
さらにこの展示により大学史資料室へのOBからの寄贈品が増えることも期待されます。記念すべき第一回の実習展示ということで、ぜひ学情1Fロビーへ足を運んでください。
文責
板東瑞帆 (文学部2009年入学)
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