この大会は単に勝ち負けをはっきりさせるためではなく、麻雀を共通項として学生同志の交流を図ることを目的としている。そうした目的に合致するかのように、参加者は実に多様だった。文系・理系、学年、所属サークル・・・それぞれ違ったバックグラウンドを持つ人たちが麻雀を通して一堂に会した。ただ一つ残念なのは、女性の参加者がいなかったこと。。。
決勝はスピード感あふれる試合運びとなった。このクラスになると、牌をツモってから捨てるまでに間髪を挟む間はほとんどない。他人目からは機械的に麻雀をしている印象を与える。しかし、何も考えずに打っているわけではない。一瞬でも気を抜けば喰われるという緊張感が卓全体を覆っていたように思え た。
表彰ではそれまでの緊張がほどけたためだろうか、皆笑顔であった。「普段、他サークルの人と麻雀をすることがないので、新鮮に感じます。緊張感も違いますね。」という参加者の声もあるとおり、関わりのなかった学生と麻雀を行うことは、知っている人と打つのとはまた違った楽しさがあるようだ。試合後には同じグループの参加者同士でメールアドレスを交換する光景が何度か見受けられた。主催者としては大会が終わった後も自発的な交流が続くこと を願ってやまない。
【大会順位】
1位 長谷川亮太 理3 落語研究会 (写真前方中央左)
2位 越後 涼 経4 天文部 (写真前方中央右)
3位 竹田亮介 工/院生 無所属 (写真前方左)
4位 京極拓人 経3 手話サークルふぁいたーず (写真前方右)
(閉会後の集合写真)
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