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5.4mのインスタレーション 工学研究科で公開


工学研究科が発泡スチロールを再利用したインスタレーションを公開している。場所は工学部D棟116材料実験室。入場無料で、11月15日までの6日間、誰でも見学することができる。

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写真=公開中のインスタレーション (加賀写す)

インスタレーションとは、オブジェなどを用いて場所や空間自体を作品として体験させる芸術の一手法。建築家の加藤比呂史さんが若手建築家の登竜門「U-30展」での展示で使用した発泡スチロールを、倉方俊輔准教授 (工学研究科) のもとで大阪市立大学ほかの学生らが再利用。加藤さんのイメージしたミニチュアのプロジェクトを参考に、縦横2.7m・高さ5.4mのインスタレーションを完成させた。

実質2日間で組み立てられたインスタレーションは、発泡スチロールのほか専用の接着剤と箸のような杭で制作されており、実験室の天井に迫る高さは圧巻。倉方准教授は「発泡スチロールのブロックを組み合わせて作るので、制作の自由度が高い」と制作の面白味を語る。制作には、大阪市立大学の工学部都市学科・建築学科、生活科学部居住環境学科のほか、摂南大学、近畿大学、武庫川女子大学、京都工芸繊維大学の学生らも参加。制作に携わった高橋大悟さん (工学部都市学科3回) は「いろんな人と一緒に作ることができて楽しかった」と振り返る。

倉方准教授は「(生活科学部の) 居住環境学科や (工学部の) 建築学科も、実際に手を動かして、作るものの大きさやボリュームを体感してほしい」と呼びかける。「性格の違う人々が一緒の作業して製作した作品を見に来て」。

公開概要

主催:大阪市立大学工学研究科
場所:工学部D棟116材料実験室
日時:
・第1回 10月18日(火) 10:00-13:00
・第2回 10月24日(月) 14:00-17:00
・第3回 10月27日(木) 14:00-17:00
・第4回 10月31日(月) 10:00-13:00
・第5回 11月10日(木) 14:00-17:00
・第6回 11月15日(火) 14:00-17:00
連絡先:倉方俊輔准教授 (工学研究科) 06-6605-2176

文責

加賀友基 (Hijicho)


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