今回取材したのは商学部OGの表原加奈子さん。現在の仕事内容などについて伺った。
——ウグイス嬢はどんなことをされるのですか。
主には球場での放送です。プロ野球（１軍･２軍）や高校野球の試合、一般の方への貸し球場の時もアナウンスしたりします。実はビジョンの操作も行っており、具体的には選手交代･ランナー表示、演出関係の表示（動画を流すなど）を行っています。
——この仕事に就きたいと思ったきっかけは何ですか。
私自身、市大に通っているときに硬式野球部のマネージャーをしていたことが大きかったです。その時に球場でアナウンスをする機会があって、そこから「ウグイス嬢」という仕事が将来の仕事選択肢のひとつになりました。
——ウグイス嬢の仕事をしていて大変なことはありますか。
大学のマネージャー時代とは掛かるプレッシャーが桁違いなことですね。テレビで全国に中継されることも多いので、名前の言い間違いなどが起きてしまうと「甲子園のウグイス嬢が間違えた」と思われてしまいます。失敗がないように、入念な準備を行うようにしています。
——逆に、楽しいことはなんですか。
西宮出身であることもあり、小さい頃から甲子園球場は身近な存在であり、憧れの存在でもありました。なので、そこで働けていることが純粋に嬉しいです。
——表原さんの今の夢、目標を教えてください。
私のアナウンスを聞いて、「甲子園ってやっぱりいいな」と実感してもらえるアナウンスを目指したいです。私も昔甲子園球場に来てそう感じたので、皆さんにもそう思ってもらえるよう頑張りたいです。
——最後にメッセージをお願いします。
学生の皆さんには、自分が好きなこと･したいことを思いっきりしてほしいです。そして、ぜひ甲子園球場にもお越しください！
文責
福田夏実（Hijicho）
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