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市大を明るく照らすイルミネーション  職員にインタビュー


 けやき通り(杉本キャンパス)を照らす青と白のイルミネーション。見たことがある学生も多いはずだ。しかし、その詳細については知らない人がほとんどではないだろうか。それを明らかにするため、法人運営本部管理課の近藤純一さんと飯田智さんにお話を伺った。

 ――まず、イルミネーションを行っている目的を教えてください。

 実は、最初から目的があったわけではないんです。始めたのは、上海の電気関係の会社から本学へのLED電球の寄付がきっかけでした。そのLEDを活かす方法として、5年前からイルミネーションが始まりました。今では近隣の方から綺麗だという言葉を頂くことも増えました。

 ――設置はどのように行っているのですか。

 設置は管理課環境保全担当の職員が手作業で行っています。LED1本がかなり長いため、1本を設置するのに3人がかりで行わなければならず、6人ほどで昼間の時間帯に半日近くかけて行っています。

 ――経費はどれくらいかかっていますか。

 LEDですので、電気代は1日数十円と試算されています。どちらかといえば人の労力の方が大きいです(笑)。

 ――LEDの長さはどれくらいあるのですか。

 1本100メートルで、寄付していただいた当時は10本ありましたが、消耗などにより現在は7本が活躍しています。今年の銀杏祭期間中はそのうちの3本を1号館前の芝生広場と本館地区入口のライトアップに使用していました。銀杏祭終了後、その分をけやき通りに追加してさらに範囲を広げ、12月現在はけやき通りほぼ全面をライトアップしている状態です。

 

銀杏祭でも使用されたLED=1号館前で11月1日、福田夏実撮影

 

 ――イルミネーションが設置される期間を教えてください。

 毎年銀杏祭前後から2月ごろまでです。基本的に冬の期間はライトアップを行っています。それが終わるとLEDを倉庫にしまい、翌年の銀杏祭時期に設置する、という繰り返しです。

 ――最後に学生へメッセージをお願いします。

 このイルミネーションを見て皆さんが少しでも癒されていたら我々としては嬉しいです。消耗が進んでいるため、いつまでこのイルミネーションが実施できるか分かりませんが、学生の皆さんからこれらを有効に活用するためのご意見をぜひ頂きたいと考えています。過去には生活科学部の学生から、木に巻くだけでなく形を作ったらどうかという意見があり、実際に行いました。私たちも手伝わせていただくので、お気軽にご意見のほどよろしくお願いします。

けやき通りのイルミネーション=飯田智さん提供

 

文責

福田夏実(Hijicho)


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