平成30年度有恒会評議員会・定期総会が6月9日、本学田中記念館で行われた。
初めに尾山新会長が昨年度の活動内容について報告した。有恒会は全国支部の活性化、ホームカミングデーの開催や学生への就職支援など多岐にわたって活動している。昨年度は、田中記念館3階にコピー機を設置したり、そこを同窓会サロンとして誰でもくつろげる空間へと改装したりする活動を行った。
次に、今年度の活動案の報告が行われた。有恒会加入者の世代・学部の壁を越えることと、多くの人々の有恒会への参画が目標として掲げられた。特に、若い世代の加入率の低さが問題視されている。卒業生が本学に誇りを持つことができるような活動を行い、多種多様な人が有恒会に参画することで有恒会のさらなる活性化を目指す。最後に荒川哲男学長が登壇し、新大学への思いと本学が140周年を迎えるにあたって広報活動に注力することを語った。
定期総会の様子=本学田中記念館で6月9日、加藤菜々子撮影
定期総会の後は、八木孝昌氏(経・1996年卒)が本学の設立者である五代友厚についての講演を行った。五代友厚に関するエピソードや事件の真偽を分析する内容であり、聴衆者は興味深そうに耳を傾けていた。
その後、同館1階ホワイエで懇親会が開かれた。BGMとしてジャズ研究会が音楽を奏でルる中、出席者はテーブルを囲み、旧友と話を弾ませていた。また、卒業生が学生と交流する姿もよく見られた。会の途中には抽選会もあり、盛り上がりを見せた。最後に桜花爛漫を皆で歌い、閉会した。
文責
加藤菜々子、村島健太(いずれもHijicho)
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