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庭ラボコンペ 最優秀賞は 『イチダイ花壇』


平成27年3月13日(金)学術情報総合センターにて「庭ラボ学生アイデアコンペ」が開催された。このコンペは、旧教養地区北食堂前に、学生が授業の為のディスカッションや学習などをできるオープンな庭を創る目的で開催されたものだ。応募は16作品あり、1次審査の書類選考で5作品が選ばれ、2次審査では応募者達によるプレゼンテーションが行われた。このコンペの特徴は応募者が市大の学部生や院生であるという事だ。今回、最優秀賞に輝いた『イチダイ花壇』の塩原裕樹 (工・M2)さん、浦田周兵(工・M1)さん、鷹尾拓寛 (工・M1)さんのグループにお話を伺った。

IMG_4796写真= (左から) 塩原さん・鷹尾さん・浦田さん

―どうして今回のコンペに応募しようと思ったのですか
浦田・鷹尾:前に違うコンペで一緒にやっていた塩原さんに誘われたからです。
塩原:僕が声をかけましたね。それと僕は単純にやりたかったからですね。やっぱり学内のコンペというところに惹かれました。
―準備は忙しかったですか
塩原:そうですね。けっこう本格的なコンペだったので修論の関係で取り掛かりが遅れたのが痛かったです。
浦田:応募の〆切が2月最終週だったので。塩原さんの忙しさを考えつつ鬼のようなスピードで取り掛かりましたね。
―最優秀賞に選ばれた時の感想をお願いします
塩田:嬉しかったです。僕は後輩と一緒にやっていたので、選ばれてほっとした感じでしたね。
浦田:僕は大学に入って初めて光を浴びた気がしましたね。今までのコンペは落ちていたのですが、やっぱり1位って良いですね!
鷹尾:最優秀賞を初めてとれたので興奮していました。僕も光を浴びたと思いました。(笑)
―庭が完成した後はどう使ってほしいですか
塩原:自然と人が通って気付いて欲しいですね。設計するときにサークルの掲示板にも利用できるように考えていたので、そういう風に使えてもらえれば良いですね。
浦田:屋根が特徴的なデザインなので、遠くからでもその屋根に気付いて、そのままそこでお昼ご飯を食べてもらいたいです。
塩原:実は鳥小屋がついているんですけど、野生の鳥がそこに入ってくれるのが最終目的ですね (笑) 鳥にも設計を分かってもらえれば。
鷹尾:棚とかもあるのでそれもちゃんと使ってもらいたいですね。誰かが雑誌とかをそこに寄付して、別の知らない誰かがそれを読んだり。
塩原:視えないコミュニケーションがすすむといいですね。

IMG_4797写真=「イチダイ花壇」模型

―賞金の10万円の使い道は
塩原:賞金は3人で3万円ずつ分けて、残りの1万円はこの模型の費用です。
―3万円は何に使うつもりですか
鷹尾:僕は、そうですね、カメラを買う足しにしたいですね。
塩原:(鷹尾さんを指して)気取ってる!
浦田:生活用品・・・。今後のプレゼン用のジャケット・・・。カメラ・・・。日頃の感謝をみんなに返していければ・・・。(笑)
塩原:僕はフランス料理食べに行きましたね(笑)

―では最後に、作品のPRをお願いします!
塩原:一番の推しは花壇を作りたい。と言うか、それがコンセプトですね。
鷹尾:手すりから屋根までが一体になっているので、そういう工夫を分かってもらえたら嬉しいです。
浦田:楽しみにしていてください!市大が生まれ変わります!

最優秀作品のイチダイ花壇は今年度予算によって第1学生ホール前に建造される予定だ。建築デザイン研究室グループ3人の熱い想いが形になる日が待ち遠しいものだ。学内の空間が学生によって創られているのは珍しい。いずれ完成する市大花壇に訪れた方は、この熱い想いを感じていただきたい。

文責・写真

大司雄大 (Hijicho)


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