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一夜だけのステージを 女子大生アイドルイベントUNIDOL


 華やかな衣装、たくさんのファン、歌やダンスなどのパフォーマンス。アイドルはアイドルでも、大学のアイドルとして活動する女子大生アイドルをご存じだろうか。大学対抗の女子大生アイドル日本一決定戦、「UNIDOL2018-2019 Winter supported by Sammy」の関西予選が昨年12月19日、「なんばHatch」で行われた。その熱狂の様子をお届けする。

出場した全16チームの集合写真=UNIDOL実行委員会提供 

 UNIDOLは「university idol」に由来し、「普通の女子大生が一夜限りのアイドルとしてステージに立つ」というコンセプトの下で開催されるコピーダンスイベントだ。全国78チームのアイドルたちが14枠の決勝進出枠を懸け、ダンスやパフォーマンスなどさまざまな項目で競い合う。6回目となる今大会では関西、関東、九州、東海、北海道の五つの地域で予選が行われた。予選を通過すると2月13日に東京の新木場で行われる決勝戦に出場することができる。

 関西予選には、関西の大学の女子学生アイドルグループ16チームが出場した。観客席はサイリウムや「推し」グループのグッズを持ったファンたちでいっぱいになっている。メンバーのサイン入りのTシャツを着た人もおり、これから始まるパフォーマンスへの期待感で会場は熱気に満ちていた。

 「関西ユニドル最高!」の掛け声とともにスポットライトがともり、1組目「近大娘。’48」(近畿大学)のステージが始まった。きらきらした赤いジャケットと白いミニスカートに身を包んだメンバーが舞台に現れると、観客席から歓声が上がる。

 1チームの持ち時間は8分。セットリストや衣装、コンセプトなどはすべてアイドルたちが自分でプロデュースする。途中で衣装を着替えたり、メンバー紹介のPVを流したりと各チームがステージを魅力的に演出する工夫を凝らしていた。

「Pichicart」(同志社女子大学)のステージ=UNIDOL実行委員会提供

 3人や5人など少人数のメンバーで結成されているグループもあれば、20人近くいるグループもある。「欅坂46」「ももいろクローバーZ」など、どのチームもさまざまな人気アイドルグループのコピーダンスで会場を盛り上げた。出番が終わり、「ありがとうございました!」と笑顔を見せるアイドルたちを見て涙ぐむ観客の姿も見られた。

 関西から決勝戦に出場するのは1位に輝いた「Cotton Candy」(京都女子大学)と2位の「Pichicart」(同志社女子大学)に決定した。本学からは「市大アイドル~にゃんちゅう~」が出場し、猫耳のカチューシャのかわいい衣装で会場を沸かせた。

 UNIDOL実行委員会は、全国の大学の学生によって運営されている。2018年度実行委員長の赤松大樹さんは、「普通の女子大生が、本物のアイドルと同じような大きなステージでパフォーマンスできるのがUNIDOLの魅力。UNIDOLの楽しさをもっと発信して参加チーム数を増やし、さらに規模の大きな大会にしていきたいです」と話した。

文責

行田美希(Hijicho)


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