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「桜前線」を目指せ! ふたば祭実行委員長インタビュー


 新たな年度が始まり、学内ではあちこちで新歓が行われ、多くの活気にあふれている。新入生は新たな出会いと生活に胸を躍らせていることだろう。そんな季節にぴったりのイベントである、ふたば祭が4月19日から21日の3日間開催される。
ふたば祭の企画、運営を行っている大学祭実行委員会(まつり)委員長の大島宗悟さん(工・新3年)に第13回ふたば祭についてお話を伺った。

大島宗悟さん=3月19日、行田美希撮影

「桜前線」を目指すふたば祭とは?
 ――ふたば祭の特色について教えてください。
 市大では毎年4月にふたば祭、11月に銀杏祭の年2回学園祭が開催されます。銀杏祭では模擬店も多く、お店を中心に回る楽しみ方もありますが、ふたば祭は模擬店よりステージ発表、展示発表重視の学園祭です。新歓も兼ねて大学のサークルが新入生に向けて普段の活動を発表する場でもあるので、特に新入生に来てほしいですね。

 ――今年のふたば祭のテーマについて教えてください。
 今年のテーマは「桜前線」です。このテーマには、新入生だけでなく市大生全員がふたば祭や大学生活で成長し、自分の才能を桜のように開花させ、桜前線のようになってほしいという願いが込められています。ふたば祭を通してその手伝いができればと考えています。

 ――昨年のふたば祭との違いはありますか。
 今年のふたば祭では、毎年人気の芸人企画を行わないという点が例年とは大きく異なります。ふたば祭の費用をおさえて、今年の銀杏祭で例年よりも知名度の高い芸人を呼びたいという思いから、ふたば祭では呼ばず、その分の時間は各サークルの発表時間に充てることにしました。

 ――ステージ企画について教えてください。
 新入生向けの企画が主に行われます。各サークルが発表するサークルステージ、誰でも楽しめる企画が行われるまつり企画のステージ、また「ストリート」という、ステージではなく道端で行われる企画もあります。まつり企画のなかで面白そうな企画の名前を挙げるなら、2日目の「ダーティートーク」、3日目の「あつまれ釣りバカピーポー」です。何をするんでしょうね(笑)。

 ――イチオシの企画はありますか。
 すべての企画を見てもらいたいのはもちろんですが、自分がMR(Music Research Club)に所属していることもあり、3日目夜のふたば祭を締めくくるイベントである「ファイヤーフェスティバル」がイチオシですね。市大にある軽音系サークルが合同でライブを行うのですが、そこで演奏しているのはサークル内で行われるオーディションを突破した、各サークルで一番のバンドです。音楽に興味がある新入生にはぜひ来てほしいですね。

 ――ふたば祭のキャラクター「ふターバン」の活躍は今年も見られるのですか。
 「ふターバン」は毎年ふたば祭のキャラクターとして主にふたば祭の広報活動を行ってくれています。しかし、公式ツイッターではパスワードが分からなくなってしまったため、今年は広報活動を行うことができていません。そのため急遽、銀杏祭のキャラクターである「ぎんなんザウルスベイビーズ」に広報を行ってもらっています。「ふターバン」は看板では登場する予定です。

 

学園祭を盛り上げるために協力を
 ――新入生のふたば祭への参加状況がよくないと聞くのですが。
 ふたば祭の時期、新入生はふたば祭に来るよりも、新しくできた学科の友人と遊ぶ方を優先しがちです。それならむしろ、その友人を連れてふたば祭に遊びに来てもらいたいですね。複数人だと、私はこのサークルのステージが見たい、僕はこの展示が見たいなど、人によってふたば祭に参加する目的が違うと思うのですが、そういうときは全企画を網羅して楽しんでもらいたいです。また、大学には中学や高校にはなかった活動をするサークルや、より大規模に活動するサークルが多く、どれも魅力的です。ふたば祭をきっかけに新しいことを始めてみるのもいいかもしれません。 もちろん中学や高校であったことを続ける人も応援します。

 ――市大の学園祭はすべてが入場料無料ですよね。
 市大の学園祭では多くの人に気軽に来てほしいという思いから、プロのアーティストのコンサートや著名人の講演会などのイベントもすべて無料で提供しており、これからも変えるつもりはありません。
 そのため、毎年新入生から新入生協賛金を徴収させてもらっています。この協賛金は1年当たり1250円で、入学時に5000円一括払いとなっているので、新入生からのみ徴収しているものではなく、市大生全員から徴収しているものなのです。これは大学祭の運営資金の約8割を占めており、この金額によって大学祭の規模が決まる大変重要なものです。
 この協賛金を「払わなくていい」と考え、払わないようにと新入生に注意する方も見かけます。しかし、価値のあるイベントを無料で提供し、ふたば祭は3日間、銀杏祭は4日間と国公立大学にしては長い期間学園祭を開催できるのは、この協賛金のおかげです。
 より良い学祭にするために、どうか協力していただきたいです。

 ――上回生、新入生それぞれにメッセージをお願いします。
 命懸けてやってます。それくらいの気持ちでやってます。なので、死ぬ気で楽しんでほしいです。楽しみ方は自分「しだい」……市大だけに。なんつって(笑)。また、まつりはいつもいろんな方にお世話になっているので日頃から感謝しています。
 新入生はサークルの発表者としてではなく、客としてふたば祭を楽しめる最初で最後の学園祭になるかもしれません。後悔させません。ぜひ来てください。

 なお、ふたば祭の情報は公式ツイッター、ウェブサイト、パンフレット、またまつりの事務所である第1学生ホール2階の共同談話室でも得ることができる。

文責

犬田美穂(Hijicho)


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