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すみよし文化フェス 繋がり広げ第20回開催


 第20回すみよし文化フェスティバルが2月4日、住吉区民センターで開かれた。同イベントは、住吉区の総合的な文化活動の発表の場として毎年2月に開催されている。普段であれば互いに関わることのない団体が同じ場所で発表することで、一つの交流の場としても大きな意味を成している。

 会場では作品展示やステージ発表が行われ、住吉区内の小中学校を中心とした団体が日々の活動の成果を披露した。発表内容は手芸や陶芸といった芸術作品や、和太鼓の演奏やコーラス、太極拳など多岐にわたった。Hijichoもまわし読み新聞をテーマにした作品展示を行い、発表の場に加わった。また、各団体の発表だけでなく、点字体験やひな人形作りといった体験コーナーもあった他、会場の外では住吉区社会福祉施設連絡会による製品販売も行われた。会場の中も外もたくさんの人で賑わっていた。

住吉文化フェス2

ステージ発表の様子=住吉区民センターで2月4日、丹下舜平撮影

住吉文化フェス3.5

Hijichoの作品展示=大塚成美撮影

 

 すみよし文化フェスティバル実行委員長の柴谷照子さんにお話を伺った。

住吉文化フェス4

柴谷照子さん=丹下舜平撮影 

 ——20回目を迎えた感想は。

 すみよし文化フェスティバルは、「出会い」「繋がり」「広がり」という三つのポリシーを持って行ってきました。最初はごく少数の団体で始めたこのイベントですが、続けていくうちに地域と繋がり、若い方と繋がり、そうして今ではこんなにも大きなイベントになりました。これは自分一人ではできなかったことです。本当に周りの人に恵まれたなと思うと同時に、改めて各種団体の皆さまに感謝の気持ちを伝えたいです。

 ——このイベントの魅力は何ですか。

 手作りの良さだと思います。以前来てくださったお客さまの一人が、「この会場は温かいね」と言ってくださいました。このイベントは展示や運営も全て一般の方が行っています。だからこそ、一つ一つ思いのこもった手作りならではの温かみのあるイベントになっています。

 ——イベントを運営するに当たって、心掛けていることはありますか。

 新しい人の意見を聞くようにしています。イベントが続き、いろんな団体が参加するにしたがって、違う活動の視点が増えていきました。正面からの視点だけでなく、斜めから見たり、左右から見たり、時には振り返ったりと、別の視点を取り入れることが大切です。新しい人の意見は私たちでは気づかないことを教えてくれるので、「当たり前なこと」に新しい風を吹き込んでくれるよう、あえて新しい人の意見を聞くように心掛けています。

 ——今後のすみよし文化フェスティバルはどうあってほしいですか。

 若い人たちが繋いでいってほしいと思います。「自分が」ではなく「みんなで」という横並びの気持ちが大切だと思うので、誰が偉いとかではなく、みんなで手を繋いで続けていってほしいですね。

文責

大塚成美 (Hijicho)


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